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『惑星のさみだれ』を語るなら絶対に欠かせないとあるバンドの話

僕は『惑星のさみだれ』という漫画が大好きだ。

どれぐらい好きかというと、今までに読んだことのあるあらゆる漫画の中で一番好きだ。

もちろん全巻持っているし、何周も読み込んでストーリーも覚えている。

というか、このブログでも一度『惑星のさみだれ』について語ったことがある。

www.messyer813.com

 

しかし、前回書いた記事では、『惑星のさみだれ』を語る上で、絶対に外してはいけない内容が抜け落ちてしまっている。

今回の記事は、『惑星のさみだれ』を読むときに必ず一緒に聴いてほしい「音楽」の話だ。

 

目次

 

『惑星のさみだれ』と「the pillows(ピロウズ)」の関係

もったいつけずに結論から話すと、今回は「the pillows」というロックバンドの話である。

正直、もうこの話題は散々語られつくしているので今更僕が何かを言うこともないのだが、「好きな歌手の話でブログを書いてくれ」というリクエストを友人からもらってしまったため、仕方なく書く。

 

『惑星のさみだれ』と「the pillows」は、切っても切り離せない関係にある。

とはいっても、主題歌を担当したとかそういうことは一切ない。

そもそも『惑星のさみだれ』は一部で熱狂的なファンがついているだけの微妙にマイナーな漫画で、映像化されるほどの作品ではないので(アニメ化の話もあったらしいのだが)主題歌なんてものがまず無い。

ではどういう関係があるかというと、『惑星のさみだれ』の作中に登場する様々なものが、「the pillows」の楽曲のオマージュになっているのだ。

例えば、主人公の技の名前だとか、世界を脅かすラスボスの最終兵器の名前だとか、逆に主人公側がラスボスに対抗するための秘密兵器の名前だとかが、「the pillows」の曲名から取られている。

別に曲名自体を書いたところでネタバレにはならないので書いてしまうと、それぞれ、

バビロン 天使の詩」「ビスケットハンマー」「Blues Drive Monster」だ。


the pillows - Babylon Tenshi no Uta (Live)

 

なぜこのようにオマージュがちりばめられているかというと、単純に『惑星のさみだれ』の作者が「the pillows」のファンだから、らしい。

そのため、作品と曲の関連性自体はあまりない。

考えようによっては、歌詞が作品と結びついているように取れないこともないかな?といったぐらいだ。

『惑星のさみだれ』が「the pillows」の楽曲からヒントを得ただけのことなので、当たり前と言えば当たり前である。

「バビロン 天使の詩」は雨宮夕日が本当のヒーローになるまでの物語

これでもかというほどネタバレをしつつ、『惑星のさみだれ』と「the pillows」の楽曲の関係について語らせていただきたい。

もしもネタバレを絶対に見たくない、まっさらな状態で『惑星のさみだれ』を読みたい、という人は、ここで今すぐ『惑星のさみだれ』を注文してブラウザバックすることを推奨する。

惑星のさみだれ全10巻 完結セット (ヤングキングコミックス)

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「バビロン 天使の詩」は、主人公の「雨宮夕日(あまみや ゆうひ)」が初めて自分で開発して自分で名前をつけた、夕日の必殺技「バビロン-天の庭-」の由来となっている曲だ。

「バビロン 天使の詩」の歌詞には、雨宮夕日の感情を表現したように取れなくもない部分がちらほらある。

というか、夕日が世界を左右する戦いに巻き込まれて、不器用で非力な自分に苦しみながらも、守るべき”姫”であり夕日の"想い人"であるヒロインの「朝日奈さみだれ(あさひな さみだれ)」のために戦い、最後には世界もさみだれも救ってしまう、作中の夕日の物語がぎゅっと詰まった曲だと思う。

戦うための力も、逃げるための翼すらも持たない夕日

夕日は最初、世界を救うための戦いに参加することを拒否していた。

よくある巻き込まれ型の主人公にはなりたくない、そんなセリフを吐いてはいつも通りの生活を続けようとしていたのだが、世界を滅ぼそうと目論む敵である魔法使いアニムスと、その使いである泥人形は夕日のそんな都合などに配慮するわけがない。

街中で突如現れた泥人形に襲われた夕日は、成すすべもなく逃げまどい、結果的に、守る対象であるはずの"姫"であるさみだれに助けられることとなった。

このときから夕日は、自らを泥人形と戦えるように鍛える……のではなく、「さみだれが助けに来てくれるまで時間を稼ぐ」 という目的で機動力を中心に鍛え始める。

見なよこれが僕の翼なんだ まだマトモには飛べなくて*1

夕日を始めとした、世界を救うための12人の騎士には、「掌握領域」という念動力が与えられており、夕日はこれを足として使い、常人離れした跳躍力を手に入れることで機動力の実現を目指すこととなる。

しかし、掌握領域の強さは使い手の体力に依存するために、最初は満足に機動力を強化することもできず、苦しむことになる。

「まだマトモには飛べない」夕日は、守る対象であるはずのさみだれに守られ続けるしかなかった。

「世界を守る」騎士でありながら「世界の破壊」を目論む

今日も探してるんだ 僕にもっと似合うシンプルスカイ
風と君を呼んで ここじゃない世界へ逃げよう*2

夕日は幼い頃、人間不信を抱えていた祖父により、「敵を作るな腹を刺される、味方を作るな背中を刺される」と何年も語られ続けたことが原因で、夕日自身も人間不信になっており、大学生になってもまだ、祖父の言葉という幻覚の鎖に手足を縛られ続けていた。

しかしある日、夕日の夢の中に現れたさみだれは、いとも簡単にその鎖を引きちぎってしまう。

それ以来、夕日は幻覚の鎖に縛られることがなくなり、掌握領域を使って空を自由に飛び回ることができるようになる。

そして同時に、さみだれの野望である「世界を自分の手で破壊する」ことも、さみだれと二人であれば叶えられると確信するのだった。

治す手立てのない難病に蝕まれていたさみだれは、世界と心中することを目論んでいたのである。

そして夕日も、心酔するさみだれのためとあらば、今いるこの世界を破壊することに大しても何のためらいもなかった。

さみだれへの愛を深めていくにつれ、さみだれを止める決意をする夕日

僕の姿ちゃんと見えるのはもう君だけしかいなくて

キミがこぼした愛は全部僕に染み込むのさ*3

さみだれとともに過ごし、さみだれとともに地球を守るために戦ううちに、夕日の気持ちには変化が訪れていた。

生きることを諦め、世界とともに心中を図るさみだれを止めることで、一緒に未来を見ようとしたのである。

さみだれを愛し、さみだれに愛されたがために、この世界を終わらせたくない、未来に生きたいという気持ちが芽生えたのだった。

そして、夕日が未来を望んでいること、さみだれの心中を止めようとしていることには、さみだれ自身も気づいていた。

さらには、さみだれが力をつけすぎたことで、夕日程度の力ではさみだれを止めることができないことまでも、気づいてしまっていた。

圧倒的な力の差を前にしても、諦めずさみだれを止めようとする夕日

雲が邪魔したって怯まないぜ 吹き飛ばして見せる
熱くて吐き出した愛も いつかきっと飲み干せるさ*4

それまでの戦いの中で鍛えた身体能力も、夕日オリジナルの必殺技として開発した掌握領域の応用「バビロン-天の庭-」も、強くなりすぎたさみだれには通用しなかった。

周囲の誰もが絶望したその時であっても、しかし夕日はさみだれを止めることを諦めなかった。

「超能力は適当でデタラメ 望み確信すれば 運命は応える」*5

超能力はデタラメなもので、イメージさえすれば叶うもの。

夕日のさみだれを止めるという思いはそのデタラメを実現し、夕日は土壇場でさらなる力を手に入れることとなる。

それでも、さみだれの圧倒的な力の前には抵抗することが精いっぱいで、夕日の力ではさみだれを止めることは不可能だった。

しかし、いくら跳ね除けられようとも立ち上がることをやめない夕日に、さみだれはついに屈するのだった。

「一緒に生きて 一緒に死のう」*6

こうして、夕日と、さみだれと、世界を巻き込んだ戦いは終わりを迎えることとなる。

その後夕日とさみだれがどうなったかは……本編を読んで確かめてほしい。

最初から最後まで本当におもしろい作品で、10巻というコンパクトさで気持ちよく読み終えられること請け合いだ。

今でも根強いファンの多い、全編通して王道ファンタジーの作品である。

惑星のさみだれ (1) (ヤングキングコミックス)

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惑星のさみだれ全10巻 完結セット (ヤングキングコミックス)

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もう1つの絶対に聴いてほしい曲「I know you」

もう1つ、『惑星のさみだれ』と密接な関係がある曲として、「I know you」という曲がある。


the pillows - I Know You (Live)

 

何かのネーミングの由来になっていたりするわけではないのだが、『惑星のさみだれ』と「the pillows」の関係を語る上では欠かせない曲だ。

実はこの曲は、「主人公の雨宮夕日と、ヒロインの朝日奈さみだれの関係を表している」とファンの間でまことしやかに語られている曲なのである。

これに関してはここで語るのは野暮というものなので、ぜひ、『惑星のさみだれ』を全巻読み切った後で「I know you」を聴いてみてほしい。

きっと、僕の言いたいことが伝わってくれると思う。

まとめ

友人のリクエストに応えて音楽の記事を書いたら4000字オーバーの超大作になってしまった。

しかも音楽の記事というか半分漫画の記事だし。

しかし、『惑星のさみだれ』は本当に万人におすすめしたい最高の漫画だし、「the pillows」に関しても、ここで紹介していない名曲がたくさんあるのでぜひ聴いてみてほしい。

「ストレンジカメレオン」なんかは有名だし、個人的には「Rookie Jet」や「世界は屋上で見渡せた」なんかが好きだ。

この長い記事を最後まで読んでくれた人は、ぜひとも、両方セットで楽しんでみてほしい。

絶対に損はさせないから。よろしくお願いします。

 

惑星のさみだれ全10巻 完結セット (ヤングキングコミックス)

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Once upon a time in the pillows

Once upon a time in the pillows

 
Thank you,my twilight

Thank you,my twilight

 

 

*1:the pillows/バビロン 天使の詩

*2:the pillows/バビロン 天使の詩

*3:the pillows/バビロン 天使の詩

*4:the pillows/バビロン 天使の詩

*5:惑星のさみだれ 第61話/水上悟志

*6:惑星のさみだれ 第62話/水上悟志

就活が不安で自信が無い人は、長期インターンで"逃げの就活"をしよう

僕は昔から本当に自分に自信のない人間だった。

だった、というか、今でも自分に自信がない。

しかし、この世界は残酷で、自信のない奴ほど成功から遠ざかるように出来ている。

僕たち自信のない人間がぶち当たる一番の困難は、恐らく就活だ。

こればっかりは、自分に自信がないと本当にどうしようもない。

採用する側の気持ちになってみても当たり前で、自信たっぷりで明朗快活な就活生と、自信なさげに縮こまった就活生なら、自信のある方を採用するだろう。

しかし僕は、「正攻法の就活をしない」という方法で、自信がないながらも楽々内定を取ることに成功した。

誰でも知っている有名企業に入りたい、という場合には通用しない方法だが、「とりあえず1つでいいから保険として内定が欲しい」という自信のない君にうってつけの方法なので、僕が早期に内定をゲットした「逃げの就活」についてご紹介したい。

 

目次

 

学歴なし、部活経験なし、特技なし、資格なし、コミュ力なし

僕は自分が通っている大学を二流大学と呼んでいる。

決して出来の悪い大学ではないのだが、一流とはどうしても呼び難い、そんな微妙な大学だ。

そして僕は、まともに部活動というものに打ち込んだ経験がない。

中学、高校とも、適当な文化系の部活に仕方なく入って、幽霊部員として過ごした。

友達は少ないし、体育会系のノリになんかついていけるはずがない。

もちろん特技と言えるような能力なんて何もない。

トドメに、まともな資格も持っていない。履歴書に書けたのは普通自動車運転免許と、趣味で取った簿記2級ぐらいで、TOEICの最高点は640点。

どん底のダメダメで救いようがないというほどではないが、1つも光るもののない、典型的なパッとしない就活生だった。

そんな自分を鑑みた僕は、「絶対に就活がうまくいかない」と確信していた。

だって、アピールできるものが何もなく、それを覆すほどのコミュ力だって持ち合わせていないのだから、成功するビジョンなんか見えるわけがなかった。

無い内定を回避するために動き出した大学3年の春

上記のようにないない尽くしの僕は、どうにかして就活が始まるまでにアピールポイントをゲットしようと動き出した。

資格を取って一発逆転を狙うも早々に諦める

まず一番に考えたのが難易度の高い資格を取ること。

一瞬公認会計士を考えたのだが、本気で取ろうと思ったら就活どころではなく大学生活自体捨てる覚悟で勉強しなければいけないと知って諦めた。

次に考えたのが社会保険労務士。

名前の通り、社会保険や労働に関する国家資格だ。

こちらは合格率3~8%程度ということで、かなり低いが本気で目指せば1年で取れないこともないんじゃないかと考えて、高い参考書を買って勉強を始めた。

しかし現実は厳しく、圧倒的な暗記の物量に負けて、早々に投げ出してしまった。

インターンシップに参加することが内定への近道とネットで知る

資格を取って一発逆転を早々に諦めた僕は、どうにかして今の僕に持ちうるもので就活を乗り切る方法はないかと、ネットの海で解決策を探すようになった。

そこで見つけたのが、長期インターンシップというものだ。

インターンシップという言葉自体は、就活を控えている人ならだれでも聞いたことがあると思う。

主に夏休みとかに、1日~5日間程度で、職場体験という名目で各企業が開催するアレだ。

アレは基本的に、ただ企業が就活生のためを思って慈善事業としてやっているわけではもちろんなく、企業側のメリットを狙って開催されている。

その企業側のメリットというのが、1dayインターンなら広告宣伝の代わりだったり、2~5日間行われるインターンなら優秀な学生の早期囲い込みだったりするわけだ。

学生はその企業のことをより深く知るとともにあわよくば早期選考への参加権を獲得でき、企業は「就業体験」という名目で以て就活解禁前から優秀な学生を囲い込むことができるという、表向きはウィンウィンなイベントが、インターンシップというものである。

長期インターンシップは給料が出る上に内定も出る

しかし、長期インターンシップの場合は少し毛色が違ってくる。

長期インターンシップは、1ヶ月~1年以上という長期に渡って行われるインターンシップで、短期のものとの一番の違いとして、時給という形で給料が出る。

つまり、アルバイトと同じなのだ。

そして、アルバイトを雇うということは人手が足りていないということなので、実施している企業は基本的にベンチャー企業や中小企業に限られる。

というか、ベンチャー企業が圧倒的に多い。

そしてそんなベンチャー企業たちは、就活に(表向きは)意欲的な若い学生の労働力を喉から手が出るほど欲しがっているので、就活本番の採用面接や、大企業の短期インターンと比べて圧倒的に採用のハードルが低い

そのため、それこそバイトの面接と同じような感覚で、その場であっさり採用されたりする。

さらに言えば、新卒という貴重なカードを切って小さなベンチャー企業に就職しようなんて学生はまずいないので、長期インターンに学生を採用する企業は、大抵の場合、そのまま正社員として働いてくれることを望んでいる

つまり、長期インターンシップの面接に通った時点で、ほぼ内定を一つ獲得したも同然なのだ。

通常の採用面接よりもハードルが低く、バイトと同じように給料も出て、しかもそこでよほどのヘマをやらかさない限り内定が保障される。

こんなに楽な就活方法は他にないだろう。

さらにもう一つ付け加えると、長期インターンを実施する企業は、せっかく捕まえた学生を手放したくないので、時給が相場より高いことが多い

内定をゲットしながら、普通より高い時給でバイトができるというわけである。

保険として内定を確保した後はそのままバイトを続けながら就活をすればよい

長期インターンに採用されればあとは簡単だ。

既に内定を一つ確保したも同然なので、その時点で他の就活生よりも圧倒的に優位に立っている。

そうなってしまえば、あとは「内定を持っている」という事実を自分の自信の源にして大企業に挑戦するなり、長期インターン先の企業が気に入ればそのまま就職するなりすればいい。

長期インターンを実施している企業は年中募集していることが多いので、就活なんてまだまだという1年生でも、就活失敗して焦っている4年生でも、誰でもこの方法で内定への近道を得ることができる。

どんなに自分に自信がなくても、「内定を持っている」という事実が与えてくれる安心感は計り知れないものがあるだろう。

もう1つ言うと、長期インターンの経験は、安心感につながるだけではなくて、普通に面接で話すネタにもなるので、純粋に就活を有利に進められるようにもなる。

まさにいいことづくめなので、ぜひすべての就活生におすすめしたいテクニックだ。

ちなみに僕は長期インターン先にそのまま就職することにした

 ちなみに僕はというと、3年の6月からベンチャー企業で長期インターンシップを始め、「うちはいつでも歓迎するから」と上司に再三言われていたのをかわしつつ本命の企業に挑戦したのだが、最終面接であえなく不採用となり、他に希望していた企業も落ちてしまったため、そのままインターン先に就職することにした。

上では散々長期インターン先の企業を踏み台のように書いてはいるが、実際のところ、そこの環境が自分に合うと感じたなら、そのまま就職するというのもありだと思う。

今時珍しいほどのホワイト企業だし、給料も中の上ぐらいはもらえるそうだし、仕事も楽しいし、特に不満はない。

逆にその企業が気に入らなければ辞めて他に行けばいいだけの話なので、就活を前にしている人で不安を抱えている人は、とりあえず長期インターンに応募してみればいいんじゃないかなと思う。

都市圏以外ではなかなか見つけるのも難しいだろうが、応募してみて損をすることはないはずだ。

僕のようなないない尽くしの就活生が、この記事にたどり着くことで救われることを願って、〆としたい。

「目で見て覚える人」と「耳で聞いて覚える人」の2種類の人間がいる

人間には目で見て覚える人と耳で覚える人がいる」というのは、大学受験期にお世話になった塾講師の受け売りである。

この話を聞いたのは、僕が大学受験を終えた後、その先生と二人でご飯を食べに行ったときだった。

そのため、この知識は大学受験の勉強自体には1ミリも活かされていないのだが、僕はこの話を聞いた瞬間に「自分は目で見て覚えるタイプだ」と確信したし、その先生もそれに早くから気づいていて僕に合わせた指導をしてくれていたらしい。

これから受験を控えている人や資格を取ろうと考えている人以外には大して重要な知識でもないと思うのだが、今回の記事は、僕なりの「勉強方法論」である。

 

目次

 

医学的には「認知特性」というらしい

「目で見て覚える人」「耳で聞いて覚える人」というような覚え方の個人差は、医学的には「認知特性」と呼ばれるものらしい。

そして、「目で見て覚える人」のことを「視覚優位」、

耳で聞いて覚える人」のことを「聴覚優位」と言うんだそうだ。

さらに言うと、「読んで覚える人」の「言語優位」というものもあったり、

視覚優位、聴覚優位、言語優位の中にもそれぞれ個性がいくつかあったりして、さらに1人1つではなく複合していることもあるらしい。

しかし、素人の僕にはそこまでは手に負えないので、今回は僕が当てはまる「視覚優位」に限って話をする。

「視覚優位」の人は目で見たものをそのまま覚える

僕を始めとする視覚優位の人は、目で見たものをそのまま覚えることが得意だ。

視界に入った情報を、写真や映像のようにそのまま捉えて記憶する。

特別視力がいいわけではないというか、僕は普段メガネで生活しているので、視力の良さとは恐らく関係なく、脳の作りの問題だと思う。

「視覚優位」のメリットは教科書さえあれば勉強できること

この視覚優位が最も威力を発揮するのは、「勉強にコストがかからない」ことだと思う。

僕の大学受験の勉強方法としては、ノートを一切取らなかった。

ただひたすらに教科書を何周も何周も読み込むことで、教科書に書いてあることをページ丸ごと目に焼き付けることで記憶していたのだ。

例えば、僕が選択していた日本史Bで、特に試験に出やすく受験生にとって山場となる内容に、「鎌倉新仏教」というものがあった。

日本史選択でない人に向けて一応説明しておくと、鎌倉時代に雨後の筍のように立て続けに誕生した仏教の6つの宗派のことだ。

それぞれ開祖や名前が違うのはもちろん、重視するものも違うので、6つの宗派全てを区別して覚える必要があり、文系の人は苦労した経験がある人も多いんじゃないだろうか。

その鎌倉新仏教だが、視覚優位を持つ僕は、教科書に載っている表をそのまま写真のように記憶することで覚えた。

思考のイメージとしては、「教科書のこの辺のページの右上に載ってる表の上から3番目」といった具合だ。

教科書に載っている表をそのまま脳に取り込むだけなので手間がかからないし、画像として覚えているので思い出すときも引き出しやすい。

自分が視覚優位の人間だということは受験後まで知らなかったものの、この勉強方法が自分に合っていることに気づけたことが大学受験成功の一番の要因だったんじゃないかとさえ思う。

「視覚優位」のデメリットは授業や講義を受けるのが苦手なこと

そして視覚優位のデメリットはというと、授業や講義を受けるのが苦手なことだと思う。

学校の授業や講義というものは、大抵が「音」の情報で成り立っている。

しかし、僕のような視覚優位の人間は、音から情報を取り出すことが苦手なので、ほとんど頭に残らず素通りしていってしまう。

加えて、教科書を見たまま覚えるのが一番楽なので真面目にノートを取る気も起きず、ただただ苦痛な時間を過ごす羽目になるのだ。

この問題も、高校までは努力でどうとでもなるのだが、大学に入ってからは本当につらい思いをすることになる。

何せ、大学の講義というものはまともな教科書がないことも多く、講義の内容自体も最低限の情報が書かれたパワポを見せられて講師の話を聞くだけという形が多い。

そのため得意の覚え方が使えず、苦手な耳を使わざるを得なくなってしまうのだ。

日本の大学はこの辺をもう少し考えた方がいいと思う。

「認知特性」と発達障害の関係性

で、今回なんでこんな話をし始めたかというと、冒頭に書いたように、単純に思い出したからというのもあるのだが、発達障害とも密接な関係があるらしい。

認知特性自体は、発達障害と関係なく誰にでもあるものらしいのだが、発達障害のある人は特に極端な特徴が出ることがあるんだそうだ。

発達障害(特にADHD)を持つ人は、感覚過敏と言って、五感が人より過敏な人が多い。

かくいう僕も感覚過敏の持ち主で、特に聴覚過敏が強いらしい。

以下の記事でも書いているが、聴覚が鋭すぎるために、聞こえた音を正常に処理しきれず、難聴のように相手の言葉が聞き取れないことが多い。

www.messyer813.com

 

このような感覚過敏があることで、認知特性が影響を受けるというのである。

僕の場合なんかは本当にシンプルな話で、耳から入る情報は処理しきれないから代わりに目で見て覚える能力が身についたんだと思う。

反対に、視覚過敏の人が視覚優位の認知特性を持つ場合もあるみたいなので、実際はそう簡単な話ではないらしい。

 

余談だが、『クロガネ』という剣道漫画の主人公は、「目が見えすぎて疲れる」という理由で普段はすりガラスのメガネをかけており、竹刀をまともに握ることすらできないその非力さを補って余りある視力の良さを武器に強敵に立ち向かっていく。

あれもたぶん、ADHDから来る視覚過敏だと思う。余談もいいところだが。

クロガネ コミック 全8巻完結セット (ジャンプコミックス)

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勉強を始める前には認知特性の把握が必須!

僕が受験生時代によく主張していたものの一つに、「勉強を始める前には勉強をするための勉強が必要」というものがある。

言い換えると、「自分に合った勉強方法を知らない限り効率的な勉強はできない」という意味なのだが、今にして思えばこれは認知特性のことを言っていたのだと思う。

最初に時間を使ってでも自分にあった勉強方法を見つけるべき

勉強をする習慣がついていない人は、自分の認知特性がわからない。

つまり、自分にとって一番効率的な勉強方法がわからない。

そんな状態では、いくら机に噛り付いたところで成果を出すことはできないし、もしもそれで成果を出せたとしても、最初から認知特性を把握した勉強をしていた方が効率よくできていたはずだ。

そのため、受験や資格試験を控えている人で、勉強の習慣がついていない人は、まず自分の認知特性を確かめることから始めるといいと思う。

視覚優位や言語優位が強い人は、自分で参考書を買って1人で勉強するのが早いだろうし、反対に聴覚優位が強い人は塾なり予備校なりに行って講義を受けた方が早い。

発達障害を持たない人にとっては、認知特性の影響は発達障害者ほどは強くないと思うのだが、自分に合った勉強法を見つけた方が絶対にゴールが近づくはずだ。

自分にあった勉強方法を見つけられるのは自分だけ

僕の場合は担当の塾講師がこの認知特性のことを知ってくれていたので結果的に効率的な勉強方法を見つけることができたが、

基本的に認知特性は自分にしか見つけられないと思った方がいい。

特に学校の教師なんかは「五感をフル活用しろ」なんて口癖のように言っているが、視覚優位の人間が耳で聞いて勉強したところで時間の無駄だ。

自分の認知特性を把握した後は、違う勉強方法を勧められても無視していい。

試験を受けるのは結局自分なのだから、自分の認知特性を信じよう。

自分の人生なのだから、人のやり方に振り回されて失敗するようなことがあってはいけないと、僕は思う。

まとめ

統計検定を受けることを決めたということで、今回は僕なりの「勉強方法論」を展開してみた。

発達障害の話題が少し入ってしまっているので「通院生活」カテゴリにしてはあるが、発達障害とは関係なく、試験を控えている人全てに通用する方法論だと思っている。

自分にあった勉強方法を見つけるのはそれなりに時間がかかる作業なので、「テスト直前で合格できるならわらにでも縋りたい!!」みたいな人には向いていないが、ある程度時間が取れる人であれば、最初は時間をかけてでも自分の認知特性を把握した方がいい。

認知特性を把握しておくことは、受験でも、資格試験でも、仕事でも、きっと役立つはずだから。

文系大学生だけど統計検定2級取れば就職・転職で有利と思って調べた

僕は文系ながら将来転職してデータサイエンティストになりたいと考えている。

現在バイトとして働いていて、卒業後に就職が決まっている会社でも、一応データを扱う仕事をしている。

というか言ってしまえばアクセス解析で、「データサイエンティスト」というよりは「Webアナリスト」と呼ばれるタイプの仕事だ。

データを扱うという点では共通しているが、アクセス解析というのはどうにも地味な仕事だと思う。

そのため、どうせならもっと専門的に統計解析を駆使した派手でかっこいい仕事がしたい!!

というか、ここでは言えないけれども、入りたい会社と職種まで具体的に夢見ているものがある。

しかし、その会社に中途で入るためには、当然その会社から必要とされる能力を身につけなければならない。

というわけで、今回はそういう能力を身に着ける話。

 

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文系だけど統計検定が取りたい!!

僕は高校も大学も文系で、もちろん数学は苦手だけども、マーケティングサイエンスというものを専攻している。

マーケティングは日本では文系に属されるものの、とにかくデータ分析を繰り返して数字とロジックを武器に戦うバリバリの理系寄り学問だ。

とは言っても統計学自体を専門にしているわけではないので胸を張って統計が得意ですとは言えないし、せっかく勉強するなら資格として形に残したい。

資格を持っていれば「統計を理解している人」として箔がつくし、就職や転職にもきっと役立つはずだ。

そこで、統計検定を勉強しようと思い立った。

そもそも統計検定とは?

統計検定とは、日本統計学会や総務省、文部科学省によって後援を受けているそこそこブランド力のある検定で、「統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験」*1である。

統計検定には大きく分けて2種類ある。

まず基本的な統計学の知識を測る試験が、1級、準1級、2級、3級、4級の5段階。

そして、公的統計や統計調査に特化した「統計調査士」「専門統計調査士」の2つを加えた計7個の試験が用意されている。

www.toukei-kentei.jp

統計検定の出題内容と難易度

統計調査士と専門統計調査士は正直よくわからないのでここでは無視するとして、

1~4級の方は、公式サイトによると、中学生レベル~大学専攻レベルに対応しているらしい。

4級が中学生、3級が高校生、2級が大学基礎、準1級が大学応用、1級が大学専攻レベルとのこと。

2級以下は全てセンター試験に似たマークシート形式、準1級がマークシート+論述、1級が全て論述となっている。

そして1級のみ問題が2つに分かれており、全員受験が必須となる「統計数理」と、人文科学・社会科学・理工学・医薬生物学の4種類から1つを選択する「統計応用」の両方に合格しなければならないという過酷な試験になっている。

今年6月18日に行われたばかりの試験の合格率を見てみると、

4級が60.9%、3級が67.2%、2級が43.7%、準1級が20.2%とのことだった。

1級は論述問題の採点に時間がかかっているのかそもそも非公開なのか、合格率の掲載はなかったが、恐らく20%程度かさらに下げてくるだろうことは予想できる。

総務省と文部科学省の後援を受けているだけあり、生半可な気持ちで合格できる試験ではなさそうだ。

文系大学4年生が統計検定の問題をチラ見してみた感想

1級の統計数理の問題をチラ見してみたところ、「なんか知ってる単語がいっぱいあるけど何が書いてあるかはさっぱりわからない」という有様だった。

ついでに統計応用の社会科学も見てみたが、どうやら計量経済学や行動経済学、心理統計学から出題されているらしく(雰囲気なので違うかもしれない)、僕の専攻するマーケティングサイエンスとはかなり違う様子だった。

1つ難易度を下げて、準1級はというと、1級の醸し出す「得も言われぬ"ヤバさ"」はかなり軽減されている印象を受けた。

じゃあ準1級なら解けるかと言われたら絶対に解けないのだが、挑戦する気すら起こらないほどの難易度ではないような気がする。

そして2級まで落とすと問題もかなり親しみを覚える雰囲気になってくる。

今すぐ受験して合格できるかと言われると当然無理なのだが、これならちょっとがんばって勉強すれば合格できるんじゃないだろうか。

というか、仮にもデータ分析を専門としている手前、「大学基礎レベル」に位置付けられている2級ぐらい取ってもらわなければ困る。

文系だけど統計検定2級を受けてみよう!!

そういうわけで、統計検定2級を受けてみようと思う。

公式サイトによると、統計検定2級は4~5肢の選択問題が35問で、試験時間は90分。

100点満点で60点以上取れれば合格らしい。

そんな統計検定2級の次回の実施日は11月25日なので、大体あと4ヶ月強だ。

というわけでこの4ヶ月の間に合格点の60点以上が取れるように仕上げればよい……わけではない

CBT方式試験を利用して好きなタイミングで受験しよう!

統計検定のいいところとして、CBT方式試験といって、特定の期日に特定の会場に集まってみんなで一斉に受験するのではなく、

全国200か所にある会場の中で自分の家から近い会場を選んで、自分の好きなタイミングで、パソコンを使って受験することができてしまうのだ。

就活経験のある人はわかると思うが、SPIのテストセンター試験みたいな、アレだ。

CBT方式は2級と3級のみの実施ではあるものの、僕が受けたいのは2級なのでもちろんこのCBT方式での受験が可能である。

つまり、試験日の日程を気にする必要がなく、試験会場の空きさえあれば、明日でも、来週でも、半年後でも、自分が合格できると確信したタイミングで受験ができるのである。

学割や即時の結果発表など、CBTにはいいところがたくさん

さらに言うと、CBT方式試験で受験する場合は、受験料が通常の試験より+2,000円されてしまうのだが、なんと学生であれば通常の試験料と同額で受験ができる。

たかが2,000円、されど2,000円、学割が効くならば当然学生のうちに受けてしまいたいところ。

まあ通常の試験までも残り4ヶ月と結構な期間があるのでそこで受験することを目標にしてもいいが、卒論だったりなんだりで他にやることも多いので、マイペースで勉強して自信がついたらCBT方式を利用してみようかなと考えている。

一斉受験だと割と他の受験者に気を散らされることも多いし、CBT方式ならパソコンに向かってガリガリ問題を解くだけなので気分的にも楽だろう。

あと、CBT方式のいいところがもう1つあって、CBT方式はその場で結果がわかるのだ。

僕のようなネガティブマンは結果が返ってくるまで悶々とした日々を過ごすことになるのが目に見えているので、これはありがたい。

受かっていればウキウキで帰れるし、落ちたとしても結果がわからないことに対して悶々と過ごさなくて済む。

そんな感じでCBT方式はいいことづくめなので、統計検定2級のCBT方式受験を目標にがんばろうと思う。

ちなみにアテにならないと知りつつ統計検定2級に受かるまでの勉強時間というものを調べてみると、短い人で1週間、長い人で半年、ボリュームゾーンとしては1~2ヶ月っぽかった。

やっぱりあてにならないので、自分のペースで勉強しようと思う。

文系が統計検定2級に受かるための具体的な勉強プラン

さて、受験することを決めたからには、合格するための勉強方法を考えなくてはならない。

まずは過去問対策で出題範囲を知る

試験を受ける前の対策としては、まず敵を知ることが大切だ。

つまり、どんな問題が出てくるのかを知る必要がある。

これに関しては統計検定の公式サイトである程度サポートがあり、

出題範囲表だとか、前回の通常試験で出た問題だとか、前回の通常試験で出た問題の解答(解説は無い)がPDFで公式サイトに掲載されているので、これで最低限把握はできる。

加えて、公式参考書と、3年分の過去問とその解説をまとめた本が売り出されているので、これで勉強すれば合格ラインには届くだろう。たぶん。

というわけで、以下の2冊をさっそくAmazonで注文した。

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

  • 作者: 田中豊,中西寛子,姫野哲人,酒折文武,山本義郎,日本統計学会
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2015〜2017年]

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2015〜2017年]

 

しかし、この2冊、Amazonの評判があまりよくない。

どうやら、確かに統計検定の出題範囲を網羅した本ではあるのだが、網羅しているだけで、お世辞にもわかりやすい参考書とは言えない、という感じらしい。

高校の教科書さえあればセンター試験で高得点が取れると言われるのと同じで、範囲を網羅していることとわかりやすいことはイコールではないのだろう。

とは言っても、そもそも出題範囲について知らないのでは勉強のしようがないので、甘んじて受け入れることにした。

愛読書の『心理統計学の基礎』を活用して基礎を固める

 以前の記事でも書いた通り、僕は『心理統計学の基礎』という本を統計学のバイブルとして5~6周愛読している。

www.messyer813.com

 

心理統計学と銘打ってはあるが、心理学に限定しない統計学全般について広くわかりやすく書いてある本なので、必ず統計検定の勉強にも役に立ってくれるはずだ。

わかりにくいと悪評高い公式参考書を読んでいて行き詰った場合などにこちらを使っていこうと思う。

 

それから、『心理統計学の基礎』には問題集も出ており、ブログでは書いていなかったがこれもつい最近買った。

心理統計学ワークブック―理解の確認と深化のために

心理統計学ワークブック―理解の確認と深化のために

 

 『心理統計学の基礎』と内容が対応している問題集なので、インプットするだけでなくアウトプットもできるというわけだ。

もしかしたら、統計検定公式の参考書と問題集でざっと出題範囲だけ掴んだら、被っている部分は全て『心理統計学の基礎』に頼ってしまうのもいいかもしれない。

やはり慣れ親しんだ参考書を使うのが一番効率よく勉強できると思う。

というわけで、公式参考書と愛読書の二刀流で勉強していくつもりである。

まとめ

公式参考書の中身がどれほどのものかわからないので見てみないと何とも言えないが、一応仮にもデータ分析を専門としている身なので、サクッと合格してやりたいところだ。

卒論だったりバイトだったりがあるとは言え、あと半月もしたら夏休みだし、夏休みの予定なんかほとんど無きに等しいので、だらだら過ごして時間を潰すぐらいなら統計検定の勉強に時間を使いたい。

できれば、卒論執筆が本格化してくる前の9~10月あたりまでに2級が取れればいいなと考えている。

まあ、やる気だけいっちょ前ですぐ放り投げがちな僕のことだから、気づいたら諦めているかもしれないが、将来のことはやってみなければわからない。

もしも2級が合格できたら、そのままの勢いで準1級、1級までも取ってしまいたいと思っている。

捕らぬ狸の皮算用とはまさしくこのことだが、公式参考書の注文は既にしてしまったので、あとはそれを無駄にせずにがんばるだけだ。

*1:統計検定公式サイト

圧倒的な軽さでChromeをぶっちぎれ!新生ブラウザVivaldi

僕は数年前からVivaldi(ヴィヴァルディ)というブラウザを使っている。

vivaldi.com

生まれてからそう日が経っていない新しいブラウザで、知名度もかなり低いのだが、これが非常に使いやすくてお気に入りなのでおすすめしたい。

僕はブラウジングのときにはパソコンよりもスマホを使う人間なので、ブラウザに対して特段のこだわりは持っていないのだが、そういう人にもおすすめできるブラウザだと思う。

もちろん、パソコンで頻繁にブラウジングをする人にもおすすめだ。

 

目次

 

圧倒的な速さを誇るブラウザVivaldiが生まれるまで

今やGoogleChromeにほぼ完全に支配されてしまったウェブブラウザ業界だが、ほんの数年前までは、GoogleChromeと張り合う形で一定のシェアを持つブラウザたちの姿があった。

代表的なものが、InternetExplorer、FireFox、Safari、そしてOperaだ。

軽さとスピードが武器の人気ブラウザOpera(オペラ)

Operaはノルウェーで開発されているブラウザで、知名度こそ低かったものの、その圧倒的なスピードと動作の軽さで一定の地位を得ていた。

GoogleChromeは当時、その利便性の高さで急速にシェアを伸ばしていたものの、メモリの使用量が大きいという弱点がある。

その点、Operaは究極までスピードと軽さを突き詰めた作りになっていたため、GoogleChromeと違ってメモリを圧迫することがなく、低スペックPCでも安定して快適なブラウジングができることから人気を博していたのだ。

また、スピードと軽さだけではなく、北欧由来のシンプルでスタイリッシュなデザインや、カスタマイズ性の高さも相まって、目立たないけれども一部(主にギーク)では不動の人気を誇る、そんなブラウザだった。

Operaの方針転換から生まれたVivaldi

そんなOperaだが、あるとき方針転換により、レンダリングエンジンを独自開発のものからChromeと同じものに変えてしまい、それに伴ってOpera特有の軽さや使用感などが失われてしまったことで、ユーザーから不満が続出するようになった。

そんな中、この方針転換に賛同できなかったOpera開発者の一人が、Operaを退社して新たに会社を立ち上げたのが、Vivaldiの誕生のきっかけである。

Vivaldiは、「かつてのOperaを取り戻す」という目標のもとで作られているため、かつてのOperaが持っていた軽さやスピード、シンプルなデザイン、カスタマイズ性の高さなどをそのまま受け継いでいる。

かつてのOperaを使っていた僕にとっては、ほぼ昔のOperaそのものと言ってもいい。

Opera歴の長いユーザーはみんなVivaldiに乗り換えたらいいと思う。

Vivaldiの魅力や特徴、いいところ

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僕はブラウザに詳しいわけではないので素人意見にはなるが、再三言っている通り、Vivaldiはとにかく軽くて使いやすい。

Core i5 第8世代にメモリ8GBのノートパソコンを使っている限りでは、まずストレスを感じることはない。

Chromeと違ってメモリを圧迫しにくいので、Photoshopのような動作の重いソフトと同時に起動しても難なく動いてくれる。

僕は動作が快適なことがブラウジングする上で最も大事なことだと思っているので、この一点だけでVivaldiをおすすめできる。

 

そのほかおすすめできる点としては、画面左端のパネルだろうか。

上のブックマークバー(赤く隠してある部分)や、左上のVマークから開けるメニューからもいろいろな機能が使えるが、左端のパネルもあるのとないのでは快適度が結構違う。

このパネルからは過去のダウンロード履歴を確認したり、ブラウジング履歴を見たり、メモを作成したりといったかゆいところに手が届く機能がワンクリックで使えるようになっている。

地味ではあるが、確実にブラウジングライフをよくしてくれるシロモノなのだ。

 

そして忘れてはいけないポイントとして、VivaldiはGoogleChromeの拡張機能が使える

結局Chromeじゃないかと言われてしまうとそれまでなのだが、これはやっぱり役に立つ。

使い方も、ただChromeストアで拡張機能をインストールするだけという簡単さ。

Vivaldi特有の圧倒的軽さと、拡張機能のカスタマイズ性の高さを両立することができるのである。

Vivaldiのよくないところ

ここまでいいところばかり紹介してきたが、当然ながらよくないところもある。

一番不便なところとしては、「ログインができない」ことだと思う。

現状、Vivaldiのアカウントというものは存在しないので、設定やブックマークをまとめて引っ越したり同期したりといったことができない。

これを不便と感じるタイミングはなかなかないだろうが、いざ直面すると結構大きな負担となってしまう。

現在鋭意開発中らしいので、完成を待ちたいところではある。

 

また、生まれたばかりの新しいブラウザということで、ログイン以外にも未実装の機能が細々とたくさんあるので、そういった小さな不便を感じることは時々あるかもしれない。

僕自身は特に今までに直面したことはないけれども、ブラウジングを頻繁にする人にとっては使いにくさを感じることもあるだろう。

そういった壁にぶつかりたくない人は、最初からOperaやChromeを使った方がいいかもしれない。

元Opera使いの僕が気づいている点としては、ブラウザにメールの送受信機能が実装されていないというのが少しだけ気になるところではある。

アップデート自体は頻繁に行われているので、そのうちそういった問題も解決されると信じて使い続けていきたい。

まとめ

僕が愛用するウェブブラウザのVivaldiについて紹介した。

とはいえ、僕は本当に基本的な使い方しかしていないので、Vivaldiのいいところの半分も紹介できていないと思う。

例えばマウスジェスチャだとか、例えばタブの連結・切り替えだとか、そういった細かいテクニックについては僕は全く使っていないので、これからVivaldiの導入を検討している人は、もっとブラウザに詳しい人のページを見てみてほしい。

ただ、Chromeを使っているのならばVivaldiに移行することにさほどストレスは感じないだろうし、むしろメモリを使わないことによる軽さに感動することだろう。

この夏は新生ブラウザVivaldiを使いこなすことで、他とは違う新しい自分を演出してみてほしい。