荷物持ちでも構わない

文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

MENU

ビジネスの総合格闘技

僕は大学生だが、アルバイトとしてベンチャー企業のオフィスで働いている。

働き始めてから10ヶ月ほどになり、アルバイトの中では2番目の古株である。

最初はライターとしての雇用だったのだが、今ではライティング以外にもコンテンツ制作だの広報だの情報収集だのいろいろな仕事を任されるようになった。

まあ、小さな会社なので、1人1分野というようにそれぞれ担当が分かれているわけでもなく、大体みんな複数の分野の仕事を掛け持ちしている。

とはいえ、入ったばかりの人たちなどはまだ勉強段階なので仕事というほどの仕事は振られないし、中堅どころの人たちも何かの仕事を専業に近い形でやっていると思う。

一番の古株グループ3人と、東大理三の完璧超人が1人いるので、その4人は割とユーティリティとして働いている。

特に最古参と僕の二人がユーティリティ感が強い気はしている。

とはいえ、アルバイトでシフト制ということでいつも顔を合わせるわけではないし、人によっては曜日が合わず会う機会がほぼ0ということもあり、誰が何の仕事をしているのかはいまいちよくわかっていない。

というかそれを管理している社員自身、ベンチャー企業で新しいことにどんどん手を出しては手が空いているバイトに振りまくっていることもあってか、今誰が何のタスクを持っているのか完全には把握できていないらしい。

それもどうかと思うが。

うちの部署自体もそうだが、企業自体もまだ新しく発展途上なので、どんどん新しい事業に手を出しているし、どんどん人が増えている。

大企業でわざわざ営業をかけなくても勝手に客が来て仕事が増えるというのもおもしろそうだが、今の会社のように会社を拡大させるためにせわしなく動いているというのもこれはこれでおもしろいなと感じる。

新しい会社だが、社長はかつてサラリーマンとして働いていた経験がある人だし、他の社員もどこかの会社から引き抜かれてきた優秀な人たちが多いので、たぶん会社としては安定しているのだと思う。

というか、労働条件や待遇を見ても並みの中小企業よりよほど安定しているようだ。

僕のような「ベンチャー企業」というと、起業に恋する大学生が盛んに口にする言葉に聞こえてあまり好きではないのだが、実際はしっかりと地に足つけて成長している企業もあるということを身をもって知った。

 

今は春休みで授業がないので(とはいえ就活はあるのだが)、暇な日はなるべく出社して仕事をするようにしている。

最近は部署全体が入社して以来一番忙しいんじゃないかというほど忙しそうにしており、特に部長は常に何か動いているので体調面が心配になる。

とはいっても、土日祝日はちゃんと休める会社だし、基本的には定時で帰れるし、社員いわく福利厚生もしっかりしているそうなので、大丈夫だとは思うのだが。

今現在もアルバイトを大幅増員するため募集をかけている最中らしいので、新入りのアルバイトが早く成長して社員の助けになってくれると僕にとってもありがたい。

そんな理由で春休みは仕事に明け暮れていたところ、春休みに入る前の1月頃に期末験だ研究発表だ就活だと忙しくしていて趣味に割く時間がなく、かつ元カノとも別れて暇していたことから最近は仕事が趣味になってしまった。

仕事の性質上家でもできるし、社外に持ち出してはいけないような機密情報はそもそも触らせてもらっていないので、暇な日は在宅で仕事をしている。もちろん申請すれば給料も出る。

という話を部長にしたら「重病ですね」と言われたが、実際仕事が楽しいのだから仕方ない。

 

なんで今そんなに仕事が楽しいのかというと、新規事業の企画立案を任されたのだ。

このブログで言ったことがあるかどうかは覚えていないが、僕の大学のゼミでの専攻はマーケティング・サイエンスである。

他の大学でマーケティング学部やマーケティング学科というと、マーケティングの歴史を学ぶような経営学に近い形で勉強するところが多いらしいのだが、僕の専攻のマーケティング・サイエンスは違う。

ひたすらデータを収集しては統計学を使って分析し、ビジネスに役立つ知見を探る学問である。

例えば、コンビニの商品棚の配置はどこの店舗も大体同じようになっていると思うが、あれは人間の心理や視線の動きなどを実験を通して検証し、最適化されたものであるはずだ。これがマーケティング・サイエンスである。

マーケティングと言うか、「ビジネスで金を稼ぐための心理学」というとわかりやすいだろうか。

とはいえ、心理学を学んでいるわけではなく、実際にはマーケティング実務で役立つ知識を総合的に学んでいる。

データ分析を中心に、ターゲティングやポジショニング、4Pといった基礎知識や、プレゼンに必要なフレームワーク、企画を通すためのプレゼン術など多岐に渡る。

うちの学部の中ではかなり厳しいゼミとして有名なところだ。

ただ、厳しいだけあって非常に学ぶことは多いし、実務に通用する経験も何度か踏んでいるつもりだ。

ゼミの活動を通してマーケティングの楽しさに気づき、就活でもマーケティング関係の仕事を探しているという次第である。

 

話を戻す。

ちょうど1週間ほど前、社内で立ち上げる新規事業の企画立案を任された。

新規事業といっても全く新しいものを作れということではなく、今会社が持っているものでできる範囲の拡大戦略的な指示であった。

とはいっても、絶対に新規事業を立ち上げるというわけでもなく、とりあえずアイデアを出してくれぐらいのゆるいものである。

僕の専攻を意識しての人選ではなく単純に古株で仕事に慣れているからという指名だったと思うのだが、これはまさしく僕の専門分野に重なる。

厳密にはデータ分析の部分が専門で、それを使った企画立案はサブなのだが、どちらにせよ経験を積んでいて得意な分野であることには変わりない。

この指示を受けてすぐに企画書を作り始め、部長に2度チェックをもらいながら、30ページ以上にも渡るスライドを作って、昨日直接社長にプレゼンした。

どこかの会社の社長にプレゼンするというのは実はゼミで何度もやっていたが、完全に1人での立案で1人でのプレゼンというのは初めてであった。

しかし、話を聞いている最中の社長の反応は悪くないもので、最終的には、多少修正案などはもらったものの、このまま詰めていってくれという指示を受けた。

要は成功……と言っていいと思う。

ただの学生バイトの提案に社長がゴーサインを出すというのも恐ろしい話だが、社長も僕がこのまま入社することを期待してくれているらしい。

 

実は、就活の話のときも言ったが、このまま入社することに対するためらいはあまりない。

就職先選びの半分ぐらいは仕事内容で考えているので、今までの仕事だと45年も働くにはあまりよくないなあと思っていたのだが、最近は専門のマーケティングやデータ分析も任されるようになり、非常に楽しい。

そのため、就職先選びの半分はクリアしているのだ。

さらに、社員もバイトもいい人ばかりで、仲も良く、ホワイトで、労働環境は非常にいい。

あとは、給料と福利厚生だけなのだ。

ただ、設立からいる社員が言うには、「自分の年齢にあった給料で満足しているし、福利厚生もちゃんとしている」そうだ。具体的な金額はわからないが。

以前何かの記事で書いたが、僕は「25歳で年収500万、30歳で年収600万」を割と本気で目標にしており、これは並みの企業で達成できる数字ではない。

残業がないこの会社では残業代で稼ぐこともできないことからなおさらである。

ただ、今度時間を取って社長が直接待遇面の話はしてくれるそうだし、僕の考えが凝り固まっているだけで、別に25歳で年収500万もなくても幸せに暮らすことはできるかもしれないので、今後じっくり考えようと思っている。

どのみち、卒業まではこの会社で働くつもりだし、他にも行きたい企業はあるので就活は続ける。

ただ、行きたくもないのに内定のために面接を受けることはしないし、千葉に住んでいることから就活にかかるコスト自体が非常に高く、就活を早く辞めたい気持ちが非常に強い。

そのため、今の会社に入社を決めてそのまま就活終わりというのが現状の自分には最も魅力的に映る。

給料が平均以上もらえるのであれば、そのまま決めてしまうかもしれない。

足りない分の収入は投資信託で補えばいいし。

ただ一点だけ気になるのが、「マーケティングやデータ分析の専門家になる」という夢を諦めることになるので、年を取ってから後悔しないかどうかということだ。

これに関しては誰にもわからない。自分にさえわかるはずはない。

逆に、マーケティングやデータ分析のコンサル会社に就職したところで合わなくて辞めてしまう可能性もあるだろう。

まあ、まだ就活解禁直後なのでしばらく結論を出すつもりはない。

 

今も、企画立案の続き以外にも4つほど仕事を抱えているので春休みはしばらく仕事が趣味の状態が続くと思う。

本当なら今日も在宅勤務として仕事を進めたいところなのだが、あんまりやりすぎると労基法とか税法とかがいろいろアレだし、燃え尽きたときの反動が怖いので、この週末は仕事をしないことにした。

仕事が楽しすぎてこのブログもおろそかになってしまったが、これからは、というかこれからもできるだけ更新するつもりである。

どうかよろしくお願いします。