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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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文系大学生だけど統計検定2級取れば就職・転職で有利と思って調べた

僕は文系の大学4年生だが、将来のいつか、転職してデータサイエンティストになりたいと考えている。

現在バイトとして働いていて、卒業後に就職が決まっている会社でも、一応統計データを扱う仕事をしている。

というか言ってしまえばアクセス解析で、「データサイエンティスト」というよりは「Webアナリスト」と呼ばれるタイプの仕事だ。

統計データを扱うという点では共通しているが、アクセス解析というのはどうにも地味な仕事だと思う。

そのため、どうせならもっと専門的に多変量解析などの統計解析を駆使した派手でかっこいい仕事に就職したい!!

というか、ここでは言えないけれども、就職したい会社と職種まで具体的に夢見ているものがある。

しかし、その会社に中途で就職するためには、当然その会社から必要とされる能力を身につけなければならない。

というわけで、今回はそういう能力を身に着ける話。

 

目次

文系だけど就職・転職のために統計検定が取りたい!!

僕は高校も大学も文系で、もちろん数学は苦手だけども、マーケティングサイエンスというものを専攻している。

マーケティングは日本では文系に属されるものの、とにかくデータ分析を繰り返して統計データとロジックを武器に戦うバリバリの理系寄り学問だ。

とは言っても統計学自体を専門にしているわけではないので胸を張って統計が得意ですとは言えないし、せっかく勉強するなら資格として形に残したい。

資格を持っていれば「統計を理解している人」として箔がつくし、就職や転職にもきっと役立つはずだ。

そこで、統計検定を勉強しようと思い立った。

そもそも統計検定とは?種類はどうなってるの?

統計検定とは、日本統計学会や総務省、文部科学省によって後援を受けているそこそこブランド力のある検定で、「統計に関する知識や活用力を評価する全国統一試験*1である。

統計検定には大きく分けて2種類ある。

まず基本的な統計学の知識を測る試験が、1級、準1級、2級、3級、4級の5段階。

そして、公的統計や統計調査に特化した「統計調査士」「専門統計調査士」の2つを加えた計7個の試験が用意されている。

www.toukei-kentei.jp

統計検定の出題内容と難易度は?勉強時間はどれぐらい?

統計調査士と専門統計調査士は正直よくわからないのでここでは無視するとして、

1~4級の方は、公式サイトによると、中学生レベル~大学専攻レベルに対応しているらしい。

4級が中学生、3級が高校生、2級が大学基礎、準1級が大学応用、1級が大学専攻レベルとのこと。

2級以下は全てセンター試験に似たマークシート形式、準1級がマークシート+論述、1級が全て論述となっている。

そして1級のみ問題が2つに分かれており、全員受験が必須となる「統計数理」と、人文科学・社会科学・理工学・医薬生物学の4種類から1つを選択する「統計応用」の両方に合格しなければならないという過酷な試験になっている。

今年6月18日に行われたばかりの試験の合格率を見てみると、

4級が60.9%、3級が67.2%、2級が43.7%、準1級が20.2%とのことだった。

1級は論述問題の採点に時間がかかっているのかそもそも非公開なのか、合格率の掲載はなかったが、恐らく20%程度かさらに下げてくるだろうことは予想できる。

総務省と文部科学省の後援を受けているだけあり、生半可な気持ちで合格できる試験ではなさそうだ。

文系大学4年生が統計検定の過去問の出題内容をチラ見してみた感想

統計検定1級の統計数理の問題をチラ見してみたところ、「なんか知ってる単語がいっぱいあるけど何が書いてあるかはさっぱりわからない」という有様だった。

ついでに統計応用の社会科学も見てみたが、どうやら計量経済学や行動経済学、心理統計学から出題されているらしく(雰囲気なので違うかもしれない)、僕の専攻するマーケティングサイエンスとはかなり違う様子だった。

1つ難易度を下げて、準1級はというと、1級の醸し出す「得も言われぬ"ヤバさ"」はかなり軽減されている印象を受けた。

じゃあ準1級なら解けるかと言われたら絶対に解けないのだが、挑戦する気すら起こらないほどの難易度ではないような気がする。

そして2級まで落とすと問題もかなり親しみを覚える雰囲気になってくる。

今すぐ受験して合格できるかと言われると当然無理なのだが、これならちょっとがんばって勉強すれば合格できるんじゃないだろうか。

というか、仮にもデータ分析を専門としている手前、「大学基礎レベル」に位置付けられている2級ぐらい取ってもらわなければ困る。

で、結局統計検定を取ると就職・転職には有利なの?

統計検定を取るにあたって一番気になるのはやはり就職・転職に有利かどうかだろう。

これに関しては、僕は企業の人事ではないので確かなことは言えないけれども、「統計データを扱う仕事に就職したいなら絶対にプラスにはなる」と、個人的には思う。

僕が普段データ分析を行うときは「R」というフリーの統計ソフトか皆さんご存知のエクセルのどちらか、またはその両方を使うのだが、

正直言って、そういった統計ソフトでコマンドを入力して使う関数の中身がどのように処理されているかなんて、知らなくてもデータ分析自体はできる。

Rやエクセルでもそうなんだから、有料でもっと使い勝手のいいソフトであるSPSSなんかはよりそういう傾向が強いと言えるだろう。

統計ソフトはブラックボックス」なんてのは実はデータ分析に関わっていればよく聞く話だ。

データ分析ができる人材は確かに世間で求められているし、実際のところ統計学がわからなくてもソフトの使い方がわかればデータ分析はできる。

しかし、統計ソフト、つまりブラックボックスの中身を理解している人材であれば、中身を理解しないまま使っている人材よりも企業からの需要は高いはず。

このことから、統計検定を取ることで就職・転職には確実に有利になると、僕は思う。

文系だけど就職・転職のために統計検定2級を受けてみよう!!

そういうわけで、統計検定2級を受けてみようと思う。3級はなんか簡単そうだし、かといって準1級は難しすぎるので、最初に受けるものとしてはやはり2級がちょうどよさそうだ。

統計検定2級の難易度や出題内容は?合格点はどれぐらい?

公式サイトによると、統計検定2級は4~5肢の選択問題が35問で、試験時間は90分。

100点満点で60点以上取れれば合格らしい。

その難易度はというと、公式サイトによれば、

大学基礎科目レベルの統計学の知識の習得度と活用のための理解度を問うために実施される検定です。

とのこと。

出題範囲を見る限りでは、記述統計に単回帰分析、重回帰分析、確率モデル、推定と検定といった感じで、まさしく統計学の基礎を問うにふさわしい内容と難易度に思える。

合格点が100点満点で60点以上とあまり高くないあたりから見ても、受験者を落としにかかるような試験ではなさそうだ。

どちらかというと、「統計を理解している人」としての箔をつけるための登竜門といったところだろうか。

そんな統計検定2級の次回の実施日程は11月25日なので、大体あと4ヶ月強だ。

というわけでこの4ヶ月の間に合格点の60点以上が取れるように仕上げればよい……わけではない

CBT方式試験を利用して好きなタイミングで受験しよう!

統計検定のいいところとして、CBT方式試験といって、特定の期日に特定の会場に集まってみんなで一斉に受験するのではなく、

全国200か所にある会場の中で自分の家から近い会場を選んで、自分の好きなタイミングで、パソコンを使って受験することができてしまうのだ。

就活経験のある人はわかると思うが、SPIのテストセンター試験みたいな、アレだ。

CBT方式は2級と3級のみの実施ではあるものの、僕が受けたいのは2級なのでもちろんこのCBT方式での受験が可能である。

つまり、試験日の日程を気にする必要がなく、試験会場の空きさえあれば、明日でも、来週でも、半年後でも、自分が合格できると確信したタイミングで受験ができるのである。

学割や即時の結果発表など、CBTにはいいところがたくさん

さらに言うと、CBT方式試験で受験する場合は、受験料が通常の試験より+2,000円されてしまうのだが、なんと学生であれば通常の試験料と同額で受験ができる。

たかが2,000円、されど2,000円、学割が効くならば当然学生のうちに受けてしまいたいところ。

まあ通常の試験までも残り4ヶ月と結構な期間があるのでそこで受験することを目標にしてもいいが、卒論だったりなんだりで他にやることも多いので、マイペースで勉強して自信がついたらCBT方式を利用してみようかなと考えている。

一斉受験だと割と他の受験者に気を散らされることも多いし、CBT方式ならパソコンに向かってガリガリ問題を解くだけなので気分的にも楽だろう。

あと、CBT方式のいいところがもう1つあって、CBT方式はその場で結果がわかるのだ。

僕のようなネガティブマンは結果が返ってくるまで悶々とした日々を過ごすことになるのが目に見えているので、これはありがたい。

受かっていればウキウキで帰れるし、落ちたとしても結果がわからないことに対して悶々と過ごさなくて済む。

そんな感じでCBT方式はいいことづくめなので、統計検定2級のCBT方式受験を目標にがんばろうと思う。

ちなみにアテにならないと知りつつ統計検定2級に受かるまでの勉強時間というものを調べてみると、短い人で1週間、長い人で半年、ボリュームゾーンとしては1~2ヶ月っぽかった。

やっぱりあてにならないので、自分のペースで勉強しようと思う。

文系が統計検定2級に受かるための具体的な勉強プラン

さて、受験することを決めたからには、合格するための勉強方法を考えなくてはならない。

まずは公式参考書と過去問対策で出題範囲を知る

試験を受ける前の対策としては、まず敵を知ることが大切だ。

つまり、どんな問題が出てくるのかを知る必要がある。

これに関しては統計検定の公式サイトである程度サポートがあり、

出題範囲表だとか、前回の通常試験で出た問題だとか、前回の通常試験で出た問題の解答(解説は無い)がPDFで公式サイトに掲載されているので、これで最低限把握はできる。

加えて、公式参考書と、3年分の過去問とその解説をまとめた本が売り出されているので、これで勉強すれば合格ラインには届くだろう。たぶん。

というわけで、以下の2冊をさっそくAmazonで注文した。

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

改訂版 日本統計学会公式認定 統計検定2級対応 統計学基礎

  • 作者: 田中豊,中西寛子,姫野哲人,酒折文武,山本義郎,日本統計学会
  • 出版社/メーカー: 東京図書
  • 発売日: 2015/12/10
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 
日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2015〜2017年]

日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2015〜2017年]

 

しかし、この2冊、Amazonの評判があまりよくない。

どうやら、確かに統計検定の出題範囲を網羅した本ではあるのだが、網羅しているだけで、お世辞にもわかりやすい参考書とは言えない、という感じらしい。

高校の教科書さえあればセンター試験で高得点が取れると言われるのと同じで、範囲を網羅していることとわかりやすいことはイコールではないのだろう。

とは言っても、そもそも出題範囲について知らないのでは勉強のしようがないので、甘んじて受け入れることにした。

公式参考書の代わりに愛読書の『心理統計学の基礎』を活用して基礎を固める

 以前の記事でも書いた通り、僕は『心理統計学の基礎』という本を統計学のバイブルとして5~6周愛読している。

www.messyer813.com

 

心理統計学と銘打ってはあるが、心理学に限定しない統計学全般について広くわかりやすく書いてある本なので、必ず統計検定の勉強にも役に立ってくれるはずだ。

実際、全10章あるうち、2章~9章は統計検定2級の出題範囲とほぼ一致しているので、十分代わりの参考書として使えると思う。

むしろ『心理統計学の基礎』をメインの参考書として使い、足りない部分は公式参考書で補うというやり方でもいいかもしれない。

 

それから、『心理統計学の基礎』には問題集も出ており、ブログでは書いていなかったがこれもつい最近買った。

心理統計学ワークブック―理解の確認と深化のために

心理統計学ワークブック―理解の確認と深化のために

 

 『心理統計学の基礎』と内容が対応している問題集なので、インプットするだけでなくアウトプットもできるというわけだ。

もしかしたら、統計検定公式の参考書と問題集でざっと出題範囲だけ掴んだら、被っている部分は全て『心理統計学の基礎』に頼ってしまうのもいいかもしれない。

やはり慣れ親しんだ参考書を使うのが一番効率よく勉強できると思う。

というわけで、公式参考書と愛読書の二刀流で勉強していくつもりである。

 

※7月24日追記

 『心理統計学ワークブック』、めちゃくちゃわかりやすい。オススメ。

www.messyer813.com

 

まとめ

公式参考書の中身がどれほどのものかわからないので見てみないと何とも言えないが、一応仮にもデータ分析を専門としている身なので、サクッと合格してやりたいところだ。

卒論だったりバイトだったりがあるとは言え、あと半月もしたら夏休みだし、夏休みの予定なんかほとんど無きに等しいので、だらだら過ごして時間を潰すぐらいなら統計検定の勉強に時間を使いたい。

できれば、卒論執筆が本格化してくる前の9~10月あたりまでに2級が取れればいいなと考えている。

まあ、やる気だけいっちょ前ですぐ放り投げがちな僕のことだから、気づいたら諦めているかもしれないが、将来のことはやってみなければわからない。

もしも2級が合格できたら、そのままの勢いで準1級、1級までも取ってしまいたいと思っている。

捕らぬ狸の皮算用とはまさしくこのことだが、公式参考書の注文は既にしてしまったので、あとはそれを無駄にせずにがんばるだけだ。

 

*1:統計検定公式サイト