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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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2018年7月からビットコインを始める初心者が気を付けるべきこと7つ

2018年7月23日から25日にかけて、なんとビットコインの価格が1,000ドルもの急激な上昇を見せているということで、これから仮想通貨を始めようと考えている人も多いんじゃないかと思う。

実際、僕の知人の一人もつい先日仮想通貨の取引所を開設したとのことだったので、今回は、「2018年7月からビットコイン(仮想通貨)投資を始める初心者が気を付けるべきこと」を解説していこうと思う。

ちなみに、今回の急速な値上がりの理由としてどのような背景があるかは以下の記事で解説しているので、値上がりの理由を知らないという人は先にこの記事を読んでおいてほしい。

www.messyer813.com

 

 

目次

 

2018年7月からビットコイン投資を始める初心者が気を付けるべきこと

2018年7月25日現在の、ビットコインの値上がりの背景を説明したところで、ここからが本題。

ビットコインを始めとする仮想通貨は、まだまだ黎明期で、個人投資家を保護する環境が整っているとは到底言い難い。

そのため、気を付けなければいけないことがたくさんある。

今回は、ビットコイン(仮想通貨)初心者に向けて、これからビットコイン(仮想通貨)を始めるにあたって気を付けるべきことを挙げていこうと思う。

0.仮想通貨投資家は誰にも守ってもらえない、全てが自己責任の世界

気を付けるべきこと0個目として、まず最初に言っておきたいのが、

仮想通貨への投資は全て自己責任の世界である

ということだ。

トレードに失敗して被った損失はもちろん誰も補填なんかしてくれないし、詐欺にあったり送金に失敗したりして失ってしまった仮想通貨は二度と戻ってくることはない。

株やFXと違って、投資家保護のための法律も整っていないので、インサイダー取引や風説の流布による市場操作もやり放題というのが現状である。

そのため、きちんと知識を身に着けておくことが非常に大事なのだ。

これだけは絶対に覚えておいてほしい。仮想通貨投資は自己責任の世界

1.仮想通貨の取引所選びは慎重に!!銀行と同じつもりで選べ!!

ビットコインを始めとする仮想通貨の取引を行うためには、必ず仮想通貨取引所を利用しなければならない。

株式が証券取引所で取引されているように、仮想通貨は仮想通貨取引所で取引されるのだ。

この仮想通貨取引所、当初はなんの規制もなく運営されており、完全に野放しだったのだが、2017年4月から、金融庁の認可を受けないと運営ができないように法律で定められた。

そのため、現在日本国内で運営されている仮想通貨取引所は全て金融庁の認可を受けて運営されているのだが、中には問題を起こして業務改善命令を受けていたりするところもある。

例えば、2014年にビットコインの最初のビッグニュースとして悪名を世に知らしめたMt.Gox(マウントゴックス)も仮想通貨取引所だ。

そして、2018年1月26日に、仮想通貨の1つである「NEM(ネム)」の大規模なハッキングにより仮想通貨全体を巻き込んだ大暴落を引き起こしたcoincheck(コインチェック)も、当時は「みなし」という形ではあるが金融庁に認められた仮想通貨取引所だった。

この他にも、国内最大手と言われるbitFlyer(ビットフライヤー)、NEMと深い関わりを持つZaif(ザイフ)なんかも、金融庁から認可を受けてはいるが、それぞれ今年6月、今年3月に業務改善命令を食らっており、絶対に安全でクリーンな仮想通貨取引所は存在しないと思ってもらった方がいい。

そしてこれは日本国内だけの話ではなく、海外取引所も同様である。

そのため、仮想通貨取引所の口座を開設するときは、その取引所の情報をよく調べて、納得した上で選ぶべきだ。

ちなみに僕は、国内ではbitFlyer、coincheck、Zaif、DMM Bitcoin、bitbankの5つ、海外ではBittrex、Binanceの2つの仮想通貨取引所口座を持っており、基本的にはBittrex(ビットトレックス)1本でトレードしている。

個人的には、取り扱い通貨が多く取引手数料が期間限定で無料bitbank(ビットバンク)か、今月末までビットコインがもらえるキャンペーン中のBITPOINT(ビットポイント)あたりが、今から始めるならちょうどいいんじゃないかなと思う。

僕がお気に入りのBittrexは、200種類以上の仮想通貨を取り扱っていてチャートも使いやすいのだが、初心者には到底オススメできないのでいきなり海外取引所に手を出すのはやめた方がいい。

2.「取引所」と「販売所」の違いに注意せよ!!

ビットコイン(仮想通貨)の購入ができる場所は、上記の仮想通貨取引所の他、「仮想通貨販売所」というものもある。

もっと言うと、「仮想通貨取引所」「仮想通貨販売所」「仮想通貨取引所+販売所」の3種類がある。

何が違うのかというと、「誰から購入するのか」の取引相手が違う

仮想通貨"取引所"は、その取引所を利用するユーザー同士が仮想通貨の取引を行う。

そのため、価格は売り手と買い手の希望が一致するところで決まり、逆に言えば売り手と買い手の希望価格が一致しなければ取引は行われず市場が硬直してしまうこともある。

そして、仮想通貨"取引所"では、ユーザー同士の取引が成立したときに、その取引額の何%かを手数料として取引所が持っていく。

手数料は取引所によってまちまちだが、0.1%~0.25%あたりが相場だろうか。

では仮想通貨"販売所"はというと、販売所とユーザーが取引を行う

ユーザー同士で取引していた"取引所"と異なり、"販売所"から買い、"販売所"に売る。

このとき、取引は常に販売所から提示された価格で行われる。

"取引所"と違って市場の硬直はないが、"販売所"も慈善事業ではないので、高く売るし、安く買う

つまり、同じ仮想通貨を同時に取引したとしても、買ったときは11,000円だったのに売ったときは9,000円になってしまった、ということが起こる。

この価格差のことをスプレッドといい、これが手数料の代わりとして販売所の利益になる。

「仮想通貨取引所+販売所」というのはその名の通り取引所と販売所を併せ持つ場所のことで、bitFlyerなんかがこれにあたる。

取引所はチャートや板(ユーザーの注文)を読む知識が必要とされるが、販売所は販売所が提示する価格に従うだけで取引ができるため、一般的に販売所の方が初心者向きと言われる。

しかし、実際のところ、販売所のスプレッドはかなり大きく、販売所を使って利益を出すのは難しいと思う。初心者にはなおさらだ。

一長一短なこの2つだが、少なくともちゃんと違いを理解した上で、自分に合った方を使うべきだ。

"取引所"と"販売所"の違いは以下の記事が詳しいので読んでほしい。

cripcy.jp

3.取引所にビットコイン(仮想通貨)を預けっぱなしにするのは素手で万札を持ち歩くのと同じと思え!!

これは初心者にはかなり難しい概念なのだが、仮想通貨の保管方法としては大きく分けて2つ、「仮想通貨取引所の口座」と「ウォレット」がある。

面倒なのが、「仮想通貨取引所の口座」のことをウォレットと呼ぶ場合もあるのでややこしいのだが、この2つは別物と思ってほしい。

ウォレット」というのは、パソコンやスマホのアプリだったり、USBメモリのようなハードウェアだったり、果てには紙切れ1枚だったりするのだが、どれも仮想通貨を保管するための金庫のようなものだ。

金庫に入れてあるお金は、いちいち取り出さなければいけないので買い物には使えないが、代わりに盗難のリスクを大きく下げることができる。

反対に、「仮想通貨取引所の口座」は、仮想通貨が入っている財布と思ってもらうとわかりやすい。

財布は普段から持ち歩くものなので買い物には使いやすいが、代わりにスリや強盗と言った盗難のリスクが高くなる。

要は、「買い物(トレード)をするとき以外はお金は金庫に入れておけ」ということだ。

ウォレットに入れておけば絶対にハッキングのリスクがない、というわけでは残念ながらないのだが、仮想通貨取引所の口座に入れっぱなしにしておくよりは遥かに盗難のリスクを下げることができる。

頻繁にトレードを行う場合は別だが、中長期で仮想通貨を保有しようと考えている場合などは、必ずウォレットに保管するようにしよう。

仮想通貨のウォレットについては以下の記事がわかりやすいので読んでほしい。

cripcy.jp

4.ビットコイン(仮想通貨)の送金は実は難しい!!失敗=消失と思え!!

ビットコインや仮想通貨は、「アドレス」と呼ばれる、一定のルールで作られた文字列で管理されている。

ビットコインアドレスとは、ビットコインを利用するに当たっての「口座番号」のようなものです。ビットコインアドレスは、1 または 3 から始まる 27~34 文字の英数字からなっており、公開鍵から生成されます。ビットコインを送付する際には送付先のビットコインアドレスを指定します。また送付もとのビットコインアドレスの秘密鍵を保持していないと送付することが出来ません。*1

取引所から取引所、取引所からウォレットなど、仮想通貨を移動させるときは、このアドレスを入力することで送金先を指定して送金を行う。

しかし、このアドレスが非常に厄介で、アドレスを一文字でも間違えたり、ビットコインを他の仮想通貨のアドレスに送金してしまったりすると、その仮想通貨はネットの海に消えてしまい、二度と取り戻せなくなる

ビットコインや仮想通貨のメリットとして「海外送金が簡単!」なんて言われたりするが、実際はビットコインの送金はかなりリスクを背負うものなのだ。

とは言っても、アドレスはコピペすれば間違えることはないし、ちゃんとビットコインならビットコインのアドレスであることを確認してから送金すれば何も問題はないので、そこまで恐れる必要はない。

ただ、自分の大事な資産である仮想通貨を失うことにも繋がるため、注意はしておいた方がいいよということ。

ちなみに、アドレスの入力ミスで自分の仮想通貨を消失させてしまうことを、2014年に仮想通貨取引所のMt.Goxがビットコインを消失させた事件にちなみ、「セルフGox」なんて言ったりする。

僕は幸い今までにセルフGoxの経験はないけれども、送金の際は必ず何度もアドレスが間違っていないか確認するようにしている。

5.日本ではビットコイン(仮想通貨)のマイニング(採掘)は儲からない!!

ずいぶん過激な見出しにしてしまったが、実際のところ、半分本当で半分嘘だ。

日本でマイニングで利益を出すことは可能ではあるが、環境を整えるためにかなりの投資が必要になる上に、電気代が高いので大きな利益は上げられない。

もし本気でマイニングで稼ごうと考えるのであれば、1枚5万円以上するGPUを何枚も用意して24時間365日体制で稼働させ続け、発生する熱を冷房や扇風機で冷やし続ける必要がある。

正直、個人でやるには割に合わなすぎるので、やめた方がいい。

一応裏技として、「まだ日の目を見ていない弱小通貨(通称草コイン)を細々とマイニングし続け、いつか値上がりすることを祈る」という方法なら少ない投資でも利益を上げられないこともないが、そんなことしてる暇があったらもっと他にいくらでも稼ぎ方があると思う。

そもそもマイニングって何?という人は、以下の記事が詳しいので読んでほしい。

cripcy.jp

6.ビットコイン(仮想通貨)のボラティリティに焼かれるな!!

最近は以前と比べるとだいぶ落ち着いてきたが、まだまだビットコインはボラティリティ(値動き幅)が非常に大きい。

ここ数日で1,000ドルも値上がりしているのなんてその典型で、ビットコインを始めとして仮想通貨は市場が未熟なために値動きが不安定なのだ。

そのため、トレードの知識がない初心者がなんとなく雰囲気でトレードしていると、あっという間に資金を持っていかれる。

トレード自体にも取引所の手数料がかかるので、何度かトレードしていたらあっという間に半分になっていた、なんてこともあり得る。

チャートの読み方を覚えるのは難しいし、読み方を覚えてもそれが実践できるかはまた別の話なので、トレードで稼げるようになるまではかなり険しい道のりとなるだろう。

僕はメンタルが弱すぎてトレードで焦って損失を出すということを何度も繰り返した結果、「トレードをしないで長期保有のみで利益を狙う」という戦略を取ることにした。

仮想通貨はまだまだ黎明期なので、こういった戦略も一つの道だと思う。

ビットコイン(仮想通貨)初心者が気を付けるべきことのまとめ

 これからビットコインや他の仮想通貨への投資を始めようとしている初心者が気を付けるべきことと言えば、こんなところだろうか。

他にもいろいろ覚えるべきことはあると思うが、自分の資産を守るために最低限抑えておいてほしいこと7個をまとめてみた。

ちなみに僕は、仮想通貨(ブロックチェーン)の未来は信じているけれども、ビットコインの未来はあまり信じていないので、基本的にビットコインは保有していない。

代わりにアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)の中から気に入ったものを中長期保有するスタイルを取っていて、今はイーサリアムのみ保有している。

まあこの辺は人それぞれなので深くは突っ込まないけれども、仮想通貨は奥が深く、先も長い世界なので、せっかく足を踏み入れたからには楽しんでほしいし、できればその上でちゃんと利益も出せるようになってもらいたい。

そういう思いでこの記事を書いた。

そんなわけなので、この記事を読んでくれたビットコイン初心者の人たちが泣いて退場させられるようなことがないよう祈りつつ、まとめとする。

イーサリアムも10万円ぐらいまで上がってくれねーかな。

*1:ビットコイン用語集/bitFlyer