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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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ドキッとしたら早めに転職した方がいいかも|組織の3条件が欠けた会社

僕はマーケティング専攻だが、経営学もほんの少しだけかじっている。

経営学でよく語られる有名なものに、「組織の3条件(要素)」と呼ばれるものがある。

最近転職を考えるようになってからふとこの「組織の3条件」を思い出し、

「組織の3条件が欠けてる会社って、早めに転職して逃げた方がいいんじゃない?」と思い始めた。

今回はそんな経営学と転職のお話。

大学で受けた授業の内容を思い出しながら書いているので、多少の間違いは許してほしい。

そもそも、「組織の3条件(要素)」とは?

「組織の3条件」とは、チェスター・アーヴィング・バーナードという経営者が提唱した、「組織が成立するために必要な3つの条件」のことである。

本来は、まず組織とは何かという定義から話すべきなのだが、面倒なのですっ飛ばして組織の3条件の内容を言ってしまうと、

1.共通目的(組織目的)
2.協働意志(貢献意欲)
3.意思疎通

この3つである。*1

ここでは簡単のために、本来いろいろな形がある「組織」を、「企業」に限定して考えてみる。

企業が企業としてのシステムを適切に働かせ、末永く成長し続けていくためには、ここでいう組織の3条件が揃っていることが必要、というのが、かなりざっくりと説明した「組織の3条件」の内容。

「組織の3条件(要素)」その1:共通目的(組織目的)

経営学では、あらゆる企業は、「その存在を維持し、成長し続けること」を目的に存在しているとされる。

もう1つ言うと、会計学では、「企業は基本的に、半永久的に存続する」という前提のようなものが存在する。

要は、企業は可能な限り成長し存在し続けるものと考えられているのだ。

だから、一つ目の「共通目的(組織目的)」は、「企業が倒産しないで元気で居続けること」とも言えるかもしれない。

ただそれだとあまりに抽象的すぎるので、もっと具体的に言うと、企業が掲げている「経営理念」や「ビジョン」がこれにあたる。

さらに具体的にしていくと、KGI(最終目標)やKPI(中間目標)の達成もこれに入るだろう。

例えば、KGIとして「年間100億円売り上げる」という目標を掲げている会社なら、そのためのKPIとして「客単価を5000円以上にする」とか、「購買率を20%アップする」とかそういう目標があるはずだ。

その会社を興した社長も当然何か目的があって起業したはずなので、あらゆる企業は何かしらの共通目的を持っているに違いない。

組織の3条件の1つ目の「共通目的(組織目的)」とはそういうことである。

「組織の3条件(要素)」その2:協働意志(貢献意欲)

ある企業、例えば印刷機メーカーがあるとして、そこの営業が一切自社製品を売りこまなかったらどうなるだろうか。

設計担当がずっと落書きをして遊んでいたらどうなるだろうか。

確実にその企業は潰れる。

勝手に印刷機が生まれてくるホワイトホールみたいなものを持っていて、しかもその印刷機が他の追随を許さないほど超高性能だとかなら話が変わってくるが、

社員が仕事をしなければ、当然その企業は潰れる。

企業が企業として成立するためには、そこの社員が企業のために一丸となって働く必要がある。

組織の3条件の2つ目の「協働意志(貢献意欲)」とはそういうことだ。

「組織の3条件(要素)」その3:意思疎通

さっき登場した印刷機メーカーの社員全員が、設計から製造、流通、販売、広告までのすべての工程を各個人でてんでバラバラに、一切コミュニケーションを取ることなくやっていたらどうなるだろうか。

設計の時点で違うものになっているので、完成する印刷機は当然みんなバラバラなものになるだろうし、販売先も違うだろう。そもそも売れない印刷機もあるかもしれない。

こうなっていたら、その集団はもはや企業ではない。

1人1人が独立した印刷機の個人商店だ。

企業が企業としてそれぞれ役割分担して仕事が成り立つのは、社員がちゃんとコミュニケーション(意思疎通)を取っているからだ。

コミュニケーション(意思疎通)があってこそ、その集団は企業となり、組織となる。

組織の3条件の3つ目の「意思疎通」とはそういうことだ。

「組織の3条件(要素)」が1つでも欠けている会社はやばいかもしれない

組織の3条件の内容を一つ一つ見ていくと、どれもごく当たり前なことで、ちゃんと企業として成り立っている企業は、3つとも満たしていて当然ということがよくわかる。

逆に、一つでも欠けているとしたら、それはもはや組織が成立しているとは言えない

僕はただの学生だし、社会に出て働いた経験なんてただのアルバイトしかないけども、こんな当たり前のことすらできていない企業があるとしたら、かなり経営が危なそうだということはわかるし、これを読んでくれている人もそれは納得してくれると思う。

もしも、自分の職場が「組織の3条件」を満たしていなかったとしたら、早めに転職を考えた方がいいかもしれない。

僕の職場は「組織の3条件(要素)」を全然満たしていないかもしれない

で、なんでこんな記事を書いたかというと、僕が今バイトとして働いていて、大学卒業後に正社員として働く予定になっている会社は、この「組織の3条件」を全然満たしていないかもしれない、と思い始めたからだ。

特に、1の共通目的(組織目的)と、3の意思疎通が全然できてない。これはヤバい。

会社がやばいというか、うちの部署がやばいのだと思う。

会社全体で見れば、ちゃんと売り上げも伸ばしているし、健全に経営されているはず。

僕は、うちの部署ができて間もない頃からアルバイトとして働いていて、今月で1年と2ヶ月になる。

だから部署がやっている仕事は大体わかっているし、誰がどのように動いているかもよく知っている。

が、うちの部署がどこを目指して走っているのかはいまだにわからない。

というか、確実に、メンバー全員が同じ方向を向いていない。

なぜなら共通目的がないから。

もしくは、あるとしてもメンバー全員の間で共有(意思疎通)されていないから。

1年と2ヶ月同じ上司の下で働いていて、一度も上司が描くビジョンを聞いたことがない。

これ、企業としてはかなりやばい状態にある気がしてならない。

漠然とした目標だけ伝えられて、具体的な数値目標がないとか、数値目標があっても、それがめちゃくちゃな数字で全く目標としての機能を果たしてないとか、そういう会社は恐らくいくらでもある。

が、数値目標どころか漠然とした抽象的な目標すらないまま存続している会社というのはなかなかないと思う。

しかし、僕は単なる学生バイトなので、上司に意見してもそれが通ることはないし、1年以上変わらなかった企業体制がそんな簡単に変わるとも思えない。

だから、僕はスカウトをもらった会社で働きたい、という先日の話に戻るのだ。

スカウトをもらった会社に入れば絶対安泰という保証はどこにもないが、少なくとも今の環境よりはマシに働ける気がする。

スカウトをもらった時点では、どっちに行くべきか心が揺れていたが、今では完全にスカウトをもらった方の会社に行きたい。

まだ面接という壁が残っているので僕に選ぶ権利はないのだが、なんとしても面接を突破して、ちゃんと組織として成り立っている企業で働きたいと思う。

www.messyer813.com

まとめ

結局のところ、「組織として当たり前のことすらできてない組織は危ないよ」という、ごく当たり前の話の記事となった。

もしも自分の職場が組織の3条件を満たしていない、という場合は、穴の開いた船に乗っているようなものなので、早めに転職を考えた方が身のためだと、僕は思う。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

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