僕のブログのコンセプトが「ルール無用雑記ブログ」であることは今までにも何度も語ってきたことであるが、そのコンセプト通り、このブログではジャンルを限定せずに僕が書きたいと思ったことを書きたいままに書いている。
そのせいで、このブログはカテゴリが非常に多い。
親カテゴリが7個、親カテゴリと階層化されている子カテゴリが17個もある。
いくら雑記ブログとは言え、カテゴリが多すぎると取っ散らかった印象を受けるし、ユーザーインターフェース的に良くないので、どうにか整理できないか考えている。
今回は、雑記ブログにありがちな、「カテゴリ多すぎ問題」の対処法を考えてみる記事。
- カテゴリが多すぎるとユーザーインターフェース的によくない
- 当ブログのカテゴリを棚卸して整理してみる
- 多すぎるカテゴリを見やすくするための最良の解決策は何なのか
- HTMLでサイトマップを作成するという案
- まとめ
カテゴリが多すぎるとユーザーインターフェース的によくない
なんで急にこんな話をしだしたかというと、「カテゴリが多すぎると、ユーザーインターフェース的に良くないのでは?」と最近ふと思ったからである。
もっと端的に言うと、「このブログ、見づらいのでは?」と思ったのだ。
このブログでカテゴリごとに記事を見る方法は、大きく分けて3つ(厳密には2+1つ)ある。
まず1つ目が、パソコンでこのブログを見た時に表示される、ヘッダのグローバルナビ。
2つ目が、スマホやタブレットなどの小さい端末で開いたときに表示される折り畳み式のトグルメニュー。
この2つは、以下の記事を参考に、というか丸パクリしてレスポンシブで実装しているので、こちらを参照のこと。
はてなブログでグローバルメニューとトグルメニューを両立させレスポンシブスタイルにするカスタマイズ - Yukihy Life
そして3つ目が、パソコンからならサイドバー、スマホからだと記事の遥か下の方に表示される、カテゴリ一覧。
以上の3つが、このブログでカテゴリ別のページを見るための方法になる。
で、具体的にどうユーザーインターフェース的に良くないかというと、
このブログではスクリプトとCSSを使ってカテゴリを階層化しているのだが、グローバルナビとトグルメニューからでは階層化された子カテゴリを見ることができない。
そのため、各親カテゴリの中身が具体的にどうなっているのかがわかりづらい。
唯一サイドバーのカテゴリ一覧だけが、子カテゴリを見ることができる手段なのだが、恐らくここを見ている人はほとんどいないだろう。
そのため、できればグローバルナビとトグルメニューだけでカテゴリがわかりやすいようなレイアウトに作り変えたいと考えているのだ。
当ブログのカテゴリを棚卸して整理してみる
先述の通り、このブログのカテゴリは、親カテゴリが7個、親カテゴリに格納されている子カテゴリが17個ある。
カテゴリの階層化ははてなブログに最初から実装されている機能ではなく、スクリプトとCSSを使って別途実装している。
はてなブログのカテゴリ階層化については以下の記事が参考になる。
【はてなブログ】公式パンくずリストの階層化とカテゴリーのアーカイブ表示を行うブログパーツを作りました - 小さな星がほらひとつ
で、今あるこのブログのカテゴリを一度棚卸して整理してみる。
まず親カテゴリが、「日常・雑記」「趣味のこと」「データ分析」「キャリアデザイン」「投資・お金」「メンタルヘルス」「このブログの話」の7個ある。
さらにこの中に子カテゴリが17個格納されてこのブログの階層構造を作っているのだが、多すぎるのでとりあえず親カテゴリごとに整理してみる。
1.ただの日記やカテゴリ分類しにくい雑記を書く「日常・雑記」カテゴリ
まず1つ目が、「日常・雑記」カテゴリ。
単なる日記だったり、普段考えている雑念だったり、他のカテゴリに分類できない雑記だったりが適当に放り込まれているカテゴリで、全38記事と、親カテゴリ7個の中で一番記事数が多い。
親カテゴリ自体が分類できないものの集合体なので、子カテゴリを階層化することはせず、「日常・雑記」という親カテゴリ1つだけで構成されている。
雑記ブログである以上、このカテゴリをなくしてしまうと僕の雑念を吐き出す場がなくなってしまうので、なくてはならないカテゴリである。
2.カメラやゲームなどの趣味について語る「趣味のこと」カテゴリ
2つ目が、カメラやゲームに代表される、僕の趣味について語る「趣味のこと」カテゴリ。
全19記事と親カテゴリの中では3番目に記事数が多い。
階層化されている子カテゴリとしては、「写真・カメラ」「ゲーム」「音楽」「ファッション」「その他の趣味」の5つがある。
何分多趣味なもので、趣味カテゴリの中だけでも子カテゴリが5つもある上に、そのうち一つは「その他の趣味」というこれまた雑な分類になっている。
しかし、趣味に関する記事は、このブログを始めた当初はよく書いていたものの、7月に独自ドメインを取得して方針転換してからはほとんど書いていないし、
多趣味ゆえに一つ一つが浅く、これ以上記事が増える見込みもあまりないので、「日常・雑記」カテゴリの子カテゴリとして階層化してまとめてしまってもいいのではという気がしている。
しかし、そうすると、「日常・雑記」カテゴリが全57記事とこのブログの全記事数の半分近くを占める巨大カテゴリに成長してしまう上に、「日常・雑記」カテゴリがこれまで以上にぐっちゃぐちゃになってしまうので、悩みどころである。
3.データサイエンティストを目指して勉強したことをアウトプットする「データ分析」カテゴリ
3つ目が、「データサイエンティストになる」という僕の夢を叶えるために日々勉強していることをアウトプットするための場である「データ分析」カテゴリ。
全22記事と、親カテゴリの中では2番目の記事数を誇る。
階層化されている子カテゴリとしては、「統計学」「R」「Python」「Google Analytics」「テキストマイニング」の5つがある。
見る人が見ればわかると思うが、この5つをまとめて「データ分析」という親カテゴリに突っ込んでいるのは、なかなか乱暴な分類だと思う。
このブログの柱となるカテゴリでもあるので、できれば整理して分けてやりたいカテゴリ。
4.就活や将来予定している転職活動について書く「キャリアデザイン」カテゴリ
4つ目が、割と最近作られた、「キャリアデザイン」カテゴリ。
最近できた割には全10記事とそれなりの数がある。
階層化されている子カテゴリは、「就活」「転職」「資格」の3つ。
今のところ、僕の就活で体験したこととか、職場の愚痴とか、持っている資格・これから取ろうとしている資格の話をする場所になっている。
しかし、一応就活は終えたことだし、転職も向こう数年はする予定がないので、たぶんほとんど更新されないカテゴリになると思う。
そのため、後述する「投資・お金」カテゴリとの統合を考えている。
5.WealthNaviや仮想通貨への投資の話をする「投資・お金」カテゴリ
5つ目が、「投資・お金」カテゴリ。
全10記事で、名前の通り投資についての話をまとめたカテゴリ。
階層化されている子カテゴリは、「WealthNavi」と「仮想通貨」の2つ。
WealthNaviの記事は月1で実績報告をするだけだし、仮想通貨に関してもそんなに書くことが多くないので、前述の「キャリアデザイン」との統合を検討中。
しかし統合した後のネーミングが難しく、「人生」みたいな抽象的すぎる名前しか思いつかないので、統合はなかなか難航しそうではある。
6.発達障害とうつ病について書く「メンタルヘルス」カテゴリ
6つ目が、今年2月に発覚し、以来通院・治療を続けている、発達障害とうつ病に関する記事を書いている「メンタルヘルス」カテゴリ。
全16記事と4番目に記事数が多く、階層化されている子カテゴリとして「通院生活日記」「精神科雑記」の2つがある。
このブログの長い読者の方は気づいているかもしれないが、元々は「通院生活」という1つの独立したカテゴリだったのが、「精神科雑記」という子カテゴリを追加したことで「メンタルヘルス」という新たな親カテゴリに生まれ変わったものである。
「通院生活日記」の方は定期的な通院の備忘録で、「精神科雑記」の方は発達障害やうつ病に関して僕が思ったことや考えたことを適当に書く場となっている。
このブログの柱の1つでもあるので、統合や整理の予定は無し。
7.このブログの改造や何かの記念について書く「このブログの話」カテゴリ
最後の7つ目が、この記事も該当している、このブログについて何か報告するための「このブログの話」カテゴリ。
この記事を含めて全7記事と少なく、どうせ更新頻度も低いだろうと考えていたのでグローバルナビにも載せていない隠れカテゴリである。
そんな隠れカテゴリではあるのだが、僕は「ブログ開設から○ヶ月!」とか「○○PV達成!!」みたいなことを記録に残して後で見返すのが大好きな人間なので、このカテゴリは統合したり整理したりという気は一切ない。むしろ死守する所存である。
多すぎるカテゴリを見やすくするための最良の解決策は何なのか
前述の通り、今考えているのは、「日常・雑記」カテゴリと「趣味のこと」カテゴリの統合、「キャリアデザイン」カテゴリと「投資・お金」カテゴリの統合という案なのだが、これがユーザーインターフェースの向上につながるかと言われると、たぶん繋がらない。
というか、グローバルナビとトグルメニューから子カテゴリに飛べないことが一番の問題なので、統合してしまうと子カテゴリが見えないという悪い点がより顕在化してしまう気がする。
一番いいのは、グローバルナビとトグルメニューをドロップダウン式にして、パソコンならグローバルナビの各項目にマウスポインタを置いたときに子カテゴリがずらっと出てくるように、スマホならトグルメニューを作り変えて子カテゴリが展開できる形にするという方法なのだが、これは実装できそうにないのだ。
実はグローバルナビをドロップダウン式にするのは一度実装に挑戦しているのだが、項目数が多すぎるためか、綺麗に表示することができずに諦めた過去がある。
そして、このブログのアクセスの7割弱を占めるスマホ・タブレットユーザーのために作っているトグルメニューは、構造上ドロップダウンのような展開は恐らく無理なので、スマホ・タブレット向けのレイアウトをイチから作り直す必要があると思う。
理想としては、スマホ画面のフッター部分に追随するメニューバーを実装して、ボタンをタップするとカテゴリ一覧やアーカイブに飛べるようにする、というのが一番なのだが、残念ながらそんな技術力はないし、スマホ向けレイアウトをデザインするセンスもない。
グローバルナビもトグルメニューもコピペで実装しているだけなので、ここに手を入れるのは難しいというのが正直なところなのだ。
HTMLでサイトマップを作成するという案
で、苦肉の策として考え出した一つの案が、HTMLでサイトマップを作り、サイトマップへのリンクをグローバルナビとトグルメニューに載せるという案。
サイトマップというのは要するに、Amazonのページを引用すると、
こんな感じで、各ページへのリンクを1ページにまとめたもののことだ。
これなら自分でもなんとか作れそうだし(デザイン面は置いといて)、グローバルナビとトグルメニューの「TOP」を撤去してサイトマップへのリンクに置き換えてしまえば、多すぎる子カテゴリへのアクセスも容易になりそうである。
果たしてグローバルナビやトグルメニューを使っている人がどれだけいるかはわからないが、少なくとも今のままよりは見やすいサイトになりそうだ。
回遊率もアップして、PV増加も見込めるかもしれない。
そんなわけで、他に代案がないか考えつつ、サイトマップ作成を検討中である。
まとめ
恐らく雑記ブログあるあるだと思われる、「カテゴリ多すぎ問題」の対処法・解決策を考えてみた。
僕の出した一つの結論としては、「HTMLのサイトマップを作ってメニューにリンクを載せる」という案である。
SEO的には、Googleのクローラー(サイト巡回ロボット)がページをパトロールするためのXMLという形式のサイトマップがあり、それは既に作ってある、というかはてなブログの場合自動的に用意してもらえるのでそれをサーチコンソールで登録してある。
HTMLのサイトマップは、SEO的には何の意味も持たないらしいのだが、クローラーではなく人間にとって見やすいサイト作りのためには効果的だと考えている。
なので、他に代案が浮かばなければ、そして自力でサイトマップが作れそうであれば、自分でHTMLのサイトマップを作ろうと思う。
実行に移すかどうかはまだわからないが、とりあえず現段階では検討中ということで、今回はここまで。

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