荷物持ちでも構わない

文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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投資経験ゼロだった僕がバブル崩壊後も仮想通貨投資を続けている理由

あまりにもブログネタがないので、今日はちょっとした随筆チックなお話を一つ。

僕が仮想通貨に投資をしているという記事は今までにも何本か書いているし、僕が金融系の会社でバイトをしていることも以前ブログで書いたが、

仮想通貨なんていう得体のしれないものに対して今でも投資を続けている理由について少しだけ触れておこうと思う。

投資を続けている理由、なんて表現をするとなんだか強固な裏付けのあるお金の儲かりそうな話に聞こえるかもしれないが、実際はそんな大したものではないので、話半分で読んでほしい。

初めて仮想通貨に投資したときの理由は「勉強のため」

僕が初めて仮想通貨に投資したのは2017年の8月半ば頃で、ビットコインキャッシュの誕生直後、それまでビットコインの価値がなくなるかもしれないと市場が騒いでいたのが嘘だったかのようにビットコインの価格が上がり始めた頃である。

そして、僕がそのタイミングで仮想通貨投資を始めた理由は、まず第一に「仕事の勉強のため」。

バイトで仮想通貨に関わる仕事をしていたので、少しぐらい身銭を切って実際に仮想通貨投資をしてみないと知識もつかないだろうと考えて15000円だけ入金してビットコインを買ったのが始まりであった。

そして2つ目に、「カメラのレンズを買うお金の足しにしたい」というささやかな願いも込めて仮想通貨投資を始めた。

当時のビットコインの価格は恐らく40万円前後、購入した取引所はコインチェック。

仮想通貨のNEM(ネム)の大規模なハッキング事件を起こしてマネックスに買収された今となっては考えられないことだが、当時は仮想通貨の取引所と言ったらまずコインチェックかビットフライヤーだった。

コインチェックのアプリが大変使いやすく、かつ取り扱い通貨が豊富であったことが理由である。

「取引所」と「販売所」の違いも知らずに取引して資産を半分にする

 仮想通貨の取引を行う場所には「取引所」と「販売所」の2種類が存在し、ユーザー同士で売買するか、企業とユーザー間で売買するかの違いなのだが、その辺の話は省略する。

コインチェックのアプリは大変使いやすかったのだが、アプリから仮想通貨を購入するときは全て「販売所」の扱いで、非常に高額なスプレッド(手数料)を取られる仕組みになっていた。

当時の僕は、そうとも知らず、ローソク足チャートですらないただの折れ線グラフを見ながら、正体もよく知らない仮想通貨たちを適当に売買しまくって、デビューから数日で元から少なかった入金額を半分にしていた。

今考えても、取引すればするだけ目減りしていく資産を見て何も疑いを持たなかった当時の自分は頭が悪すぎると思うが、もう1年以上前の話なので、今言っても仕方がない。

ビットコインに興味が無く、ひたすらアルトコインを買い漁った

8月半ば頃にコインチェックの口座を初めて開設した後、8月末にはアメリカの取引所のBittrex(ビットトレックス)の口座を開設し、主戦場をそっちに移していた。

Bittrexは、今はどうなっているか知らないが、当時は200種類以上の仮想通貨を扱っている、仮想通貨のデパートのような場所であった。

なぜ知識もないのにわざわざアメリカの取引所に手を出したかというと、ビットコインにあまり興味が湧かず、アルトコインの方が好きだったから。

ビットコインやそれを支えるブロックチェーンやマイニングの仕組みはもちろん仕事で関わっていたので良く知っているし書こうと思えば解説記事も書けるが、純粋な「決済通貨」として設計されているビットコインの役割に面白みを感じなかった。

だってこれ、結局ただのお金じゃん」というのが当時の僕のビットコインに対する感想で、今でもそのスタンスはあまり変わっていない。

元々現金をあまり持たない主義で、スーパーやコンビニでもクレジットカードで支払いをする僕は、ビットコインにあまり魅力を感じられなかったのだ。

しかし、仮想通貨市場では、少し視野を広げてみると、ビットコインの他にも数百、数千という千差万別の仮想通貨たちが生み出され、取引されていた。

ビットコイン以外の仮想通貨のことをひとまとめに「アルトコイン」というが、僕はビットコインよりも、無数に存在するアルトコインたちに魅力を感じるようになっていった。

アルトコインの「アルト」とは、英語のオルタナティブ(alternative = 代わりの)から来ている言葉で、要はビットコインに対する代わりとなるもの、という意味である。

何とも雑な括りだが、今では数千種類も存在するアルトコインは、純粋な決済通貨として作られたビットコインと違い、様々な目的・機能・特徴を持って開発されている。

中でも当時はLisk(リスク)というアルトコインが好きで、初めて買ったときは1枚200円台だったのが、その後最大で4000円前後まで高騰した。

まあ、トレード素人の僕はその間に売ったり買ったりを繰り返していたので、ほとんど利益は得られなかったのだが。

他には、Arkだとか、Wavesだとか、Bancorだとか、Numeraireだとか、Syscoinだとか、Siacoinだとか、Steemだとか、Ardorだとか、いろんなアルトコインに興味を示しては適当に買ってみたり売ってみたりしていた。

これは僕が仕事を通して身に着けた知識で、就活の際にも特技として話したことがあるが、僕は少なく見積もって50種類以上のアルトコインの名前とその特徴を説明できる。

Bittrexというアルトコインのデパートでひたすらアルトコインを買い漁り続けた成果である。

2017年11月頃、仮想通貨バブルの到来

僕がビットコインに一切興味を示さず、無名のアルトコインたちを買い漁っている間にも、ビットコインの価格はぐんぐん上がっていき、軽く100万円を超えていった。

それを見ていた僕たちアルトコイナーの気持ちは、「こんなに大きく上がっているんだからすぐに大きく下がるに違いない」というものだった。恐らくみんなこう考えていたはずだ。

実際には2017年中にビットコインの価格が大きく下がることはなく、アルトコイナーはビットコインの価格が上がっていくのをただ指をくわえて見ているしかなかった。

しかし、状況が一変したのが2017年11月~12月頃で、この頃日本国内の主要な取引所が一斉に広告を打ち出し始め、日本人の仮想通貨人口が急増したことから、仮想通貨市場に多くの個人投資家たちの資金が流入し、さらにビットコインの価格を押し上げるとともに、アルトコインたちにも資金が流れ込んできた。

仮想通貨バブルの到来である。

実際には8月1日にビットコインキャッシュが誕生してから、2018年1月にバブルが崩壊するまで、ビットコインの価格はほぼ上がる一方だったのだが、僕たちアルトコイナーがバブルの恩恵を受けられるようになったのは、2017年11月頃からだった。

忘れもしない、当時の僕がアルトコインに分散投資していた軍資金52000円は、ピーク時には約12万7000円まで増えていた。

約2.5倍、純利益にして75000円という凄まじい増え方をしていたので、半分ぐらい利確してさっそくカメラのレンズを買う足しにしたかったのだが、当時の僕はそれができない理由があった。

Bittrexが本人確認の手続きを厳格化したことで、身分証明書を持って自撮りした画像(IDセルフィーという)をアップロードし、Bittrexの社員の人力による確認が取れるまで、一切の出金が不可能になっていたのである。

しかも、Bittrexはアメリカの取引所。日本の免許証なんかアップロードしたところで、Bittrex社員は日本語が読めない。

そのため、身分証明書としてパスポートを使うか、免許証を使う際は記載事項を全て英語に翻訳したメモを添えて自撮りをする必要があったのだが、僕はそれを知らず、英語のメモなしでIDセルフィーを上げてしまった。

そして、その画像が任意で変更できればよかったのだが、なぜかBittrexの仕様で一度上げた画像は変更ができなかった。

仕方なく問い合わせフォームから拙い英語とともに英語のメモつきのIDセルフィーをアップし、出金制限が解除されるのを待っていたのだが、結局出金制限が解除されて僕の仮想通貨が自由に取り出せるようになったのは、バブルが崩壊してビットコイン含めあらゆる仮想通貨の価格が急落したあとだった。

今にして思えば、出金が制限されていても、持っている仮想通貨を全てUSドルに換えることはできたので、USドルに逃がしておけば利益のいくらかは確保できたのだが、まさか本人確認に数ヶ月もかかるとは思わず、そしてバブルが崩壊するとも思わず、僕の含み益75000円は一時のバブルとともに弾けて消えたのだった。

バブル崩壊後も軍資金を縮小しながら長期ホールドを続けた

バブル崩壊後、75000円の含み益は一気に含み損に姿を変えたのだが、あまりの急落っぷりに損切りすることもできず、ただ塩漬けを続けていた。

その後、少し仮想通貨市場全体に資金が戻ってきて、軍資金とトントンになった頃合いを見計らって、2万円ほどを日本円に戻した。

仮想通貨への投資額が約3万円に減った形である。

そして、ビットコインやイーサリアムと言った親玉級の仮想通貨と、WavesやLiskなどの特にお気に入りのアルトコインだけを手元に残して、いつかまた価格が上がってくれるのをひたすら待つ格好となった。

結果として、ビットコインの価格は現在まで上下動を繰り返しながらも下がり続ける一方で、ビットコインが下がっているのに弱小アルトコインたちが耐えられるわけもなく、最終的に全てビットコインとイーサリアムに換えてスマホのウォレットアプリに保管して放置してしまった。

これがたぶん今年の春~初夏ぐらいの出来事で、そのとき買ったイーサリアムは今も大切に保管してある。

ではビットコインはどこに行ったのかというと、僕が仮想通貨の新たなステージに進むための軍資金として使われることになる。

2018年8月、ついにビットコインFXに手を出す

夏になり、いつまで経っても価格が上がる気配もなく、ひたすら下がり続けるビットコインの価格を見ながら、去年の仮想通貨バブルの頃のことを思い出し、今の仮想通貨市場つまんねーなーなんて考えていた。

仮想通貨市場ではビットコインが基軸通貨であり、仮想通貨市場全体の市場規模の5割近くをビットコインが占めているので、ビットコインに資金が流れていないのにアルトコインに資金が入ってくるはずもなく、アルトコインの価格はただひたすらに下がり続けていた。

それでも仕手による価格操作なのか、毎日名前も知らないアルトコインの価格が突然2倍になったりしていたが、ビットコインとイーサリアムしか保有していない僕には全く関係のないことで、僕にとってはとにかくつまらない市場だった。

それに、この頃にはもう僕の仕事は仮想通貨に直接関わるものではなくなっており、会社で持っているウェブサイトのアクセス解析を専任で担当していたので、仮想通貨についてのニュースもほとんど知らず、今どんなアルトコインがアツいのかも知らなかった。

まあ、アツいアルトコインなんてもの自体存在していなかったのだが。

そんな折、どういうきっかけだったかは覚えていないが、「価格が上がらないなら下がっても利益が出るFXやればいいじゃん」という発想に行きついた。

この記事はただの随筆なので、FXの差金決済やレバレッジ取引の仕組みの解説はしないけれども、仮想通貨の世界にも、FX(外国為替証拠金取引)の仕組みを取り入れた「ビットコインFX」と呼ばれるものがあり、日本国内では特にbitFlyer FXが盛んである。

しかし僕はビットフライヤーではなく、これまた海外取引所のBitMEXを自分の戦場として選んだ。

BitMEXは香港の取引所で、ビットコインを筆頭に8種類の仮想通貨のFXができる。

そしてその最大の特徴として、ビットコインFXのレバレッジが最大100倍であること、レバレッジ100倍でいくら負けようとも資産がゼロになるだけで借金を背負うことのない「ゼロカット」システムを採用していることが挙げられる。

要は、少ない資金でも大きく儲けられる可能性があり、かつそれで借金を背負うリスクがないという、僕のような貧乏人にうってつけの取引所ということだ。

ローソク足チャートの読み方などは仕事を通じてある程度知識があったので、その知識とわずかながら塩漬けにしていたビットコインを引っ提げて、BitMEXでFXに挑戦することにした。

完全にギャンブラーの思考である。

とは言いつつも、最初はレバレッジ1倍か、かけても3倍程度の低レバレッジでしかトレードしておらず、堅実に運用していた。

ただ、一度負けるとその負けを取り戻そうと焦りだすのが人間の性というもので、負けを繰り返すほど、かけるレバレッジも上がっていき、レバレッジ100倍でトレードするようになるまでにそう時間はかからなかった。

レバレッジ100倍の威力は凄まじく、1回のトレードで2.5倍に増えたりもしたが、そんなうまい話がいつまでも続くはずもなく、結果、強制ロスカットを食らい、元からわずかしかなかった軍資金は完全にゼロになった。

というのを2回ほど繰り返したところで、レバレッジ100倍はダメだ、BitMEXはもうやめよう、という思考に幸いなことに行きつき、なけなしの軍資金をただ減らしただけで撤退となった。

↓ビットコインFXにデビューしたときの記事↓

www.messyer813.com

ゲームセンターのメダルゲーム感覚でFXにのめりこむ

BitMEXのレバレッジ100倍トレードからは撤退したものの、「上がっても下がっても利益が出る」というFX特有の仕組みにゲーム性を感じてしまった僕は、ゲームセンターのメダルゲームにお金を使うのと同じ感覚で、ビットコインFXをゲームとして楽しむようになっていた。

その結果、今度はビットフライヤーFXを主戦場として、今でもビットコインFXを続けている。

ちなみにビットフライヤーに戦場を移してからの収支は、約-75%。

ほぼ損しかしていないが、ゲームセンターと同じ感覚なので、もはやお金が減ることに対して焦りを抱かなくなってきている。

ゲームセンターで遊ぶのにはお金が必要、というのは当然の話で、その感覚でFXをやっているのでお金が減るのは当たり前という思考になってしまっているのだ。

たまに読みがうまく決まって1回のトレードで2~3000円回収したりしているのだが、その後欲張ってさらに増やそうとした結果、ジリジリと利益が減っていってなぜかトントン、みたいなことを繰り返している。

というか、-75%とかいう頭のおかしい収支になったのは、一発で-12000円ぐらいの損失を出したのが半分以上原因なので、別に僕がめちゃくちゃトレードが下手というわけではないのだ。

勝率もそこまで悪くないし、ちゃんと増やせてはいるものの、その一撃が重すぎて損失が回収できていないせいでこの有様になっている。

まあ、失ったお金はもう戻ってこないので、今後もゲーム感覚で楽しくFXを続けていこうと思っている。

ビットフライヤーはBitMEXと違ってあまりにも大きく負けすぎるとそれがそのまま借金となるので、BitMEXでやっていた頃よりは慎重になれていると思う。

レバレッジも最大15倍だし。

とりあえず当面の目標は負けた分を取り返して収支をトントンにすること。

それ以上は望まないので、早いとこ負けを回収させてほしい。

ちなみに、こういうトレードをゲーム感覚で捉えて楽しんでしまう性格がそもそもトレードに向いていないことは自覚しているので、「お金を増やすための投資」はウェルスナビに任せている。

ちゃんとその辺のリスクヘッジはできているので安心してほしい。投資額もウェルスナビの方が圧倒的に多いし。

↓ウェルスナビについて詳しくはこちら↓

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バブル崩壊後も仮想通貨投資を続けている理由

僕と仮想通貨のこれまでを振り返っていたら6000字以上も書いてしまったが、ようやくここで本題の、仮想通貨投資を続けている理由の話に入る。

ここまでがあまりに長かったので、僕が今も投資を続けている仮想通貨を整理すると、ビットフライヤーでのビットコインFXと、スマホのウォレットアプリに大事に保管しているイーサリアムのみ。

投資額は両方合わせても数万円というごくわずかな額だけ。

わずかな額だけとはいえ、バブルが崩壊してもはやオワコンと化した仮想通貨に投資を続けている理由としては、「ビットコインの未来」は信じていないけれども、「仮想通貨の未来」は信じているから、というのが答えになる。

ビットコインFXでトレードはしているものの、僕はビットコインが将来通貨として普及するとは正直思っていない。

だって、わざわざビットコインを使う理由がないし。カードでいいし。

しかし、近い将来、ビットコインがETF(上場投資信託)に上場することが承認されて機関投資家の資金が大量に流入してくる可能性は高いし、

僕の好きなアルトコインたちがその画期的なシステムと技術によっていつか日の目を見るのもあり得ない話ではないと思っている。

だから今は耐え忍ぶ時期なのだ。

ビットコインも、その他アルトコインたちも、まだまだこれからなのだと思う。

ビットコインの価格は今約70万円だが、約64万円が大底だと言われている。

だから、たぶん一度大底付近まで暴落して、そこからゆっくりと価格を上げていくか、それともETF承認で暴騰するか、どちらになるかはわからないが、今後の価格は上向いていくんじゃないかなあと予想している。

ビットコインに資金が流れてくれば、そのうちアルトコインたちにも資金が流れていくはずだ。

特に、僕がずっと塩漬けしているイーサリアムが次の流入先として選ばれる可能性は高いし、とにかく今はただひたすら待っている状態。

逆に言うと、年内にこの死んだような相場が上向かなかったら、今度こそ完全に撤退するかもしれない。

とにもかくにも、ETFの承認待ちといったところである。

↓ビットコインのETF承認についての参考記事↓

coinpost.jp

まとめ

ブログネタが全く思いつかなかったので仮想通貨で随筆を書いてみたら、書きすぎた。

結論としては、「近い将来上がるはずだから今は耐えて待ってる」というだけの話。

まあ僕は経済学にはあまり明るくないし、他の金融商品にも詳しくないし、ブロックチェーン技術についてもどういうものかは知っているが、ただ知っているだけという程度だ。

だから、「近い将来上がるはず」というのは自分の中で明確な根拠があるわけではなく、ただ聞いた話やネット上の記事を見て判断しているだけなので、くれぐれもこの記事で僕が「近い将来上がるはず」と書いたからと言ってそれを鵜呑みにしてビットコインを買うなんてことはしないように。そんな人いないだろうけど。

というわけで、8000字近くも書いてしまったが、今回はここまで。

このブログ始まって以来一番長い記事なんじゃないだろうか、これ。