荷物持ちでも構わない

文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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ベンチャーで本当に成長できる?新卒就職で成長したいなら大手を狙え

もう10月も終わるということで、19卒の学生はほぼ就活を終えているか、苦戦している人や留学から帰ってきた人がまだ就活を続けている頃合いだろうか。

20卒は夏のインターンが終わって既に選考が始まっている人もいるだろう。

というわけで今回は、就活生、特に「新卒で””圧倒的成長””したい!!」という熱意を持っている人たちに向けた記事。

「ベンチャー企業=成長できる」は本当か?

ベンチャー企業に入れば仕事の裁量が多くて成長できる!!

そんな風に考えてベンチャー企業を狙って就活をしているか、これから狙おうとしている人たちもいるかもしれない。

いわゆる日本型雇用と言われる、終身雇用、年功序列賃金が崩壊する中で、実力主義の賃金体系や、テレワークなどの新しい働き方を求めて、ベンチャー企業への就職を夢見ている学生は少なくない。

そして、ベンチャー企業に就職するメリットとして、「仕事の裁量が多いから会社とともに成長できる」なんて謳い文句(?)が広まっていたりする。

でもちょっと待ってほしい。

「ベンチャー企業=成長できる」は本当だろうか?

僕はそうは思わない。むしろ、大手企業で充実した研修を受けることこそが、「圧倒的成長」への一番の近道だと考えている。

それはなぜか。

社歴の浅いベンチャー企業は、社内にノウハウが蓄積されていない分、自力で成長しなければならないからである。

これは、僕がベンチャー企業で約1年半バイトとして働いてきた(今も働いているが)実体験に基づく話。

社内にノウハウが蓄積されていないと全て独学で仕事をすることになる

僕は今バイトしているベンチャー企業で、Webアナリスト(アクセス解析)兼ライターの仕事をしているが、ライターの仕事についてはともかく、アクセス解析に関しては社内にノウハウが全くなかった。

アクセス解析と言ってもいろいろあるが、まず第一にGoogleアナリティクスが使える人が誰もいなかったので自分で本を3冊ほど買ってひたすら読み込んで勉強し、Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得するまでに至った。

↓GAIQ含めGoogleが公式に認定している資格についてはこちら↓

www.messyer813.com

 

GoogleアナリティクスについてはGAIQを取得したことで一定の知識を持っていることは証明されたわけだが、それが会社の売上に繋がっているかというと、甚だ疑問というか、ほぼ繋がっていない。

まあそれはGoogleアナリティクスで得られたデータを次に活かそうとしない上司とチームにも原因はあると思うのだが、僕自身、アクセス解析の仕事で成果を出せていたかというと、ほとんど出せていなかったと思う。

何せ、アクセス解析というのはただGoogleアナリティクスが使えればいいとか、統計学の知識があればいいというものではなくて、デジタルマーケティング全般についての深い理解が求められる仕事だ。

そんな難しい仕事を、上司や先輩社員から教わったわけでもなく、ただ市販の本を買って読んで資格を取ったぐらいでは、ビジネスで通用するほどの能力は身につかないのである。

だから、社内にノウハウが蓄積されていない環境で、「圧倒的成長」するのは難しい。

「ベンチャー企業は仕事の裁量が多い」は本当だと思う

ベンチャー企業は仕事の裁量が多いし、任される仕事の範囲も広い。

これは本当だと思う。

実際、僕がこの1年半で担当した仕事は、アクセス解析、ライティング、新規事業企画立案、コンテンツ制作、写真撮影、などなど、多岐にわたる。

今の会社でバイトを始める前は飲食店で働いていたが、飲食店でのバイトなんかより圧倒的に時給も高いし、経験した仕事も幅広い。

ベンチャー企業はとにかく人手が足りないので、従業員みんながいろいろな仕事を兼任することになるし、それぞれの仕事の裁量も多い。

そういった、「経験した仕事の幅広さ」を「成長」と呼ぶなら、確かにベンチャー企業は成長の場としてちょうどいいかもしれない

大手に就職したら、ジョブローテーションでいろいろな仕事をすることになる可能性はあるが、基本的には経験する仕事の範囲はそれほど広くない、と思う。

大手企業で働いたことがないので、完全に憶測の話にはなってくるのだが、経験できる仕事の幅広さ、それぞれの仕事の裁量の多さは、ベンチャー企業の方が大手より上なんじゃないだろうか。

大手でみっちり研修を受ければ会社に蓄積されたノウハウを習得できる

小さなベンチャー企業では新卒に研修期間なんてものを設けている余裕はないので、基本的に仕事はOJTで教わることになる。

しかし、上述の通り、ベンチャー企業では仕事のノウハウが蓄積されておらず、OJTどころか独学で仕事をしなければいけなくなることも多い。

反対に、大手企業では、新卒に対して1ヶ月程度の研修期間を設けて、長年にわたって蓄積されてきたノウハウをきちんと教えてくれる。

例え学ぶ内容が同じだとしても、それが独学なのか、それとも研修で教わったことなのかという違いは大きくて、

独学の場合は、「本当にこれが最良なのか?もっといい方法があるんじゃないか?」と常に自分の仕事に自信が持てないまま進めていかざるを得なくなりやすい。

反面、大手企業の研修であれば、大手企業が大手企業たりうる競争力の源泉として、事実に裏打ちされた質の高いノウハウを教わることができるので、自信を持って教わった内容を実行することができる。

自分の仕事に自信を持てるかどうか、という差は、働いている年数が長くなればなるほど大きな溝として広がっていくことになるんじゃないだろうか。

そして自信を持って行動できる人間の成長は早い。

だからこそ、ベンチャー企業で独学で仕事をするよりも、大手で充実した研修を受けて仕事をした方が、成長に結びつきやすい、と僕は考える。

まとめ

大手企業で働いたことはないし、ベンチャー企業でのアルバイトも結局のところ週2~3回を1年半程度続けただけだし、就職先も零細企業だし、ただのペーペーの学生の意見なので説得力は全くないのだが、

そんな風にベンチャー企業での働き方を経験した者の意見としては、

新卒で””圧倒的成長””したいならベンチャーより大手!!」と考えている。

もちろん、大手の中でも研修をちゃんとしてくれないところがあったり、、ベンチャーでもいわゆるメガベンチャーと言われるところであれば貴重なノウハウをちゃんと持っていたりと、ベンチャーか大手かの二元論で語れるほど簡単な話じゃないのはわかっている。

ただ、就活で大手ばかりを狙う学生のことを「大手病」と言うように、ベンチャーの方が仕事の裁量が多くて成長できるから、とベンチャーばかりを狙ってしまう「ベンチャー病」の学生も確実に存在するはずなので、それはちょっと考え直した方がいいんじゃない?という程度の話。

ベンチャーも大手も一長一短だし、終身雇用が崩壊した今では転職することは珍しいことでもなくなっているので、就活の際には視野を広く持つことが大切なんじゃないかなあ、と僕は思う。

第一志望の大手企業にこだわりすぎたあまりに就活失敗した人間なりの老婆心である。

なんだかまとまりの悪い記事になってしまったが、今回はこの辺で。