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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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CBT方式で統計検定2級合格!通常試験との違い、勉強時間と勉強方法

統計検定2級、ついに合格したぞー!!!

ということで、本日11月4日、ついに、ようやく、CBT方式で統計検定2級に合格した。

勉強を始めたのが今年の7月上旬頃なので、4ヶ月もかかってしまった。

長かった……。

というわけで、この度統計検定2級に合格したので、僕が実践していた勉強の方法や時間、CBT方式の受験方法や通常試験との違い、使っていた参考書などなど、統計検定2級に合格するまでの道のりについて一挙に振り返っていこうと思う。

↓統計検定2級について詳しくはこちらの記事へ↓

www.messyer813.com

CBT方式で統計検定2級に合格した

僕が今回受験したのは、統計検定2級の中でも、CBT方式と言われる受験方式。

統計検定の2級と3級は、通常試験とCBT方式試験という2種類の受験方法が用意されている。

通常試験は、毎年6月と11月に行われ、全国各地の会場で一斉に試験を受ける、ごく普通の筆記試験の形式。

CBT方式試験は、試験日が決まっておらず、1年を通して、テストセンターやパソコン教室などでパソコンを使って受験することができる、就活のときのSPIに似た形式。

通常試験は今月25日に行われるので、ここまで来たら別に通常試験でもよかったのだが、当初の予定では9月末までに合格しているつもりだったのでCBT方式での受験となった。

で、さっき受験してきた結果がこちら。

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100点満点で60点取れば合格のところ、79点というまずまずの成績で合格できた。

会場には僕と試験官の二人しかいなかったので、これで落ちてたらお通夜みたいな空気になりそうだな、なんて考えていたのだが、無事合格できて本当によかった。

本来なら一番成績が良くないといけないはずの、推定・検定・線形モデルの正答率が一番低くて70%を切っているのは見逃してほしい。

代わりに確率の分野は90%超えてるし。ベイズの問題も解けたし。

統計検定2級の合格は、僕の中ではあくまでも「データサイエンティストを名乗れるようになるまでの通過点」に過ぎないので、これがゴールというわけではないし、とりあえず今は合格できればいいのだ。

今回の試験で解けなかった問題は、今後勉強を続けているうちに解けるようになっていければそれでいい。そういうスタンス。

CBT方式で統計検定2級を受験してみた感想と通常試験との違い

CBT方式は過去問が公開されていないので、受験するまでの勉強はずっと通常試験の過去問を解いていたのだが、やはり通常試験とCBT方式では出題される問題の傾向が若干違うなと感じた。

試験の内容についてあまり詳しく言うと怒られてしまうのでぼやっとしたことしか言えないけども、僕が今回受けた試験の出題傾向は、最近の過去問よりもむしろ少し古い過去問に近い気がした。

具体的に言うと、僕は2013年~2017年の過去問を解いたのだが、2014年以前と2015年以降では出題傾向が若干違っていて、2014年以前の問題は、ひたすら電卓を叩かせる計算問題が多いのと、一つの問題の中に複数の選択肢があって、「①A3-B2-C2」のように、正しい選択肢の組み合わせを答える形式の問題がよく出てくる。

2015年以降の問題は、2014年以前と比べると電卓を叩かせる問題は少なく、むしろ知識量の勝負になったり、積分などの複雑な数式を解かされる問題が多い。

加えて、2015年以降の問題は、最後の2~3問がほぼ毎回Rで線形回帰モデルを組んだときの出力結果を見て答える問題になっている。

といった具合に、2014年以前と2015年以降では、通常試験の過去問の出題傾向が異なるのだが、今回CBT方式で受験した感想としては、2014年以前の出題傾向に近い気がした。

CBT方式は毎日全国で行われている分、出題される問題も通常試験より幅広くいろいろな問題が出されるようになっていると思うし、通常試験なら「この分野は最近の過去問で出たから今回は出ないだろう」というように「ヤマを張る」ことができるのに対して、CBT方式ではそういう予測が通用しないので、とにかく過去問を解きまくっていろいろな問題形式に慣れることが大切だと思う。

今出版されている最新の過去問は2015年~2017年までの6回分を集めた問題集だが、CBT方式で受験を考えている人は、2014年以前の古い過去問も中古でいいので買って解いておいた方がいい

今回僕が受けた試験がたまたま古い過去問に傾向が似ていただけかもしれないが、念には念を、古い過去問も解いておいて損はないはずだ。

統計検定2級に合格するまでの勉強時間はどれくらい?

上述の通り、僕が統計検定2級の勉強を始めてから今日合格するまでには大体4ヶ月ほどの時間がかかっている。

しかし、僕が「統計検定2級に合格するための勉強」を始めたのは9月半ばになってからだ。

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上の記事がそのときに書いたものなのだが、9月半ばからようやく統計検定2級の公式参考書と公式過去問題集に手を付け始めている。

そのため、「統計検定2級に合格するための勉強」は1ヶ月半程度しかしていないことになる。

なら1ヶ月半もあれば合格圏内に入れるのかというとそんなことはなくて、それ以前は、統計検定2級の公式の参考書ではないが扱っている範囲がほぼ被っている、『心理統計学の基礎』という僕の愛読書を読み込んで勉強していた。

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『心理統計学の基礎』は、統計検定2級の試験範囲をほぼカバーしている参考書なのだが、ポアソン分布や指数分布などの確率分布の解説が抜けていたり、サンプルの抽出法や研究デザインについての内容が不足していたり、逆に統計検定2級では出てこない範囲まで扱っていたりと、統計検定2級の合格だけを考えると結構内容に過不足がある。

最初の2ヶ月はずっとこの『心理統計学の基礎』と、それに完全に対応した問題集の『心理統計学ワークブック』を使って勉強していたので、統計検定2級の合格だけを考えるにはかなり遠回りなやり方をしていたと思う。

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愛読書での勉強が2ヶ月間、公式参考書での勉強が1ヶ月半。

これが僕が統計検定2級に合格するまでの勉強期間で、時間で言うと、1日に5時間ぐらい費やす日もあれば、全く勉強せずサボっていた日もあったのでなんとも言えないが、平均して1日1時間ぐらいだとして、3ヶ月半で100時間強ぐらいだろうか?

しかし、僕の場合はそれ以前に大学でマーケティングを専攻していてそのために統計学を勉強していたので、全くゼロからのスタートで100時間で合格は正直言って無理だと思う。

理系の学部を出ていて、数学に苦手意識がない人が最短ルートで合格を目指したら100時間で行けるかもしれないが、僕のような文系が全くゼロからスタートしたら恐らくその3倍はかかる。

統計検定2級は「大学基礎レベル」に位置付けられているが、これは言い換えれば大学で1~2年かけて学ぶ範囲ということなので、ゼロからのスタートだとしたらどんなに最短でいっても2~300時間はかかると見ておいた方がいいんじゃないだろうか。

総務省、文科省に加え、最近内閣府からも後援を受けるようになった試験なので、生半可な気持ちで合格できるものではないと思っておいた方がいい。

統計検定2級に合格するまでの勉強方法

ではどのように勉強すれば合格できるのか、という話になるが、上述の通り僕は公式参考書に手を付ける前に自分の愛読書で勉強していた。

なぜかというと、統計検定の公式参考書は、そのあまりのわかりづらさですこぶる評判が悪いからである。

 合格できるレベルに達した今となっては読めないこともないが、統計検定2級を受けようと決意したばかりの人が最初にこれを読んだら間違いなく心が折れる。

それぐらい難解なので、最初は他の参考書を読んで統計学に慣れていった方がいい。

 

僕の一番のオススメは、このブログでも何回も登場している、『心理統計学の基礎』。

ただ、この「基礎」という単語を「入門」という意味だと読み違えると痛い目を見るので、最初の一冊にはあまり向いていないかもしれない。

公式参考書と比べると遥かにわかりやすいし、「なぜそうなるのか」を徹底して解説してくれる良書なのだが、内容としては公式参考書と同レベルの難易度なので、理解できるようになるまでは相当読み込まなくてはならない。

 

 僕は読んだことがないけれども、統計学を勉強している人が揃って「初めの一冊」として挙げるのは、『完全独習 統計学入門』という本。

 数式を省いて解説している完全に初学者向けの本で評判もいいので、最初の一冊にこれを読んで、慣れたところで『心理統計学の基礎』や他の参考書で理解を深め、その後公式参考書に手を付けるのがスムーズな流れかもしれない。

 

統計検定2級の範囲であり頻出問題の「ベイズの定理」と、その基礎となる確率論について勉強するには、『図解・ベイズ統計「超」入門』という本がオススメ。

 表紙からわかる通り、対話形式の漫画チックな本なのだが、これ一冊理解できれば統計検定2級で出題される確率の問題は大体解ける。

ベイズの定理の問題はワンパターンな上によく出てくるので、解き方を一度覚えてしまえばボーナス問題と化す。

ベイズ統計について勉強したことがない人や、確率の計算に自信が無い人にオススメしたい。

 

最後に、問題演習については、公式過去問題集を使うのが手っ取り早い。

 とりあえず最新の3年分解いて、自信がなければさらに遡って古い過去問も解いておくといい。

公式参考書と比べると、過去問の解説はいくぶんわかりやすいので、他の問題集はなくても大丈夫かなと思う。

むしろ、ひたすら過去問で量をこなして統計検定という試験自体に慣れていった方がいい。

過去問で7~8割以上安定して取れるようになれば、本番でもきっと大丈夫なはず。

まとめ

CBT方式で統計検定2級に合格したので、合格するまでの道のりを振り返ってみた。

大学基礎レベルという位置づけを簡単と見るか難しいと見るかは人によってかなり違ってくると思うので、自分のペースで勉強するのが一番いいと思う。

CBT方式は会場にもよるが1年中ほぼ毎日受験が可能なので、自信がついたタイミングで受験するということもできる。

実際僕もそのパターンで無事合格できたので、マイペースにやりたい人はCBT方式がオススメだ。

 

4ヶ月かかってようやく統計検定2級という大きな壁を超えたので、これからはしばらく買ったまま読んでいない大量の積み本の消化と、引っ越しの準備に勤しむ予定。

今後の勉強の方針としては、RとPythonの勉強を中心に、線形代数学など、データ分析で必要になってくる数学の勉強を進めていこうと考えている。

そして、次の資格試験は、ウェブ解析士という資格を取るつもり。

今はとりあえず統計検定2級で疲れたのでゆっくりしようと思うが、就職してから役に立つ資格なので、いずれ参考書を買って勉強を始めようと考えている。

まあ、その辺の話はまた追々記事にしていこうと思う。

今日は受験で疲れたので、今回はこの辺で。