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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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データ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」使ってみた感想

※この記事は、有限会社イーザスソフトウェア様から記事の執筆の依頼(有償)を頂いて書いています。

 

というわけで、昨日の記事でも触れたが、今回は企業案件記事。

有限会社イーザスソフトウェア様(以下イーザス)から、「うちで販売している製品についてレビュー記事を書いてほしい。内容は自由。」という旨の依頼と、イーザスが販売しているデータ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」のライセンスを頂いたので、さっそく試してみた感想を書いていこうと思う。

イーザス(EaseUS)ってそもそもどんな会社?

そもそも、イーザスという会社は何をしている会社なのか。

依頼の連絡を受けた時点では、イーザスという会社は見たことも聞いたこともなかったのだが、公式サイトを見るに、本社は中国にある会社らしい。

jp.easeus.com

2004年の創設ということで、まだ歴史の浅い会社ながら、世界180か国で製品を販売しているんだとか。

事業領域としてはソフトウェアの開発・販売で、主にデータ復元、バックアップ、パーティション管理のためのソフトウェアを、個人向け、企業向けの両方に販売している会社らしい。

見たことも聞いたこともなかったのだが、軽く調べてみた限りでは、そこそこ評判もよさそうだった。

少なくとも、悪徳企業ではないのは確かそうである。

データ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」とは?

イーザスについて軽く知ったところで、イーザスが販売しているデータ復元ソフトの、「EaseUS Data Recovery Wizard」のライセンスを頂いたので、このソフトについても調べてみる。

データ復元ソフトというと、普通はなかなかお世話になることがないシロモノというか、できればお世話になりたくないのが正直なところだが、何かの拍子に大事なデータを削除してしまったとか、ウイルスにやられたとか、ファイルが破損してしまったとかの事故が起きた際にあると助かるものではある。

僕もデータ復元ソフト自体は使ったことがあるが、ファイルの数や大きさに制限のあるフリーソフトを何度か使ったことがあるだけで、今回の「EaseUS Data Recovery Wizard」のような有償ソフトウェアを使うのは初めてだ。

趣味がカメラということで、画像データを扱う機会は多いし、パソコン、SDカード、外付けHDDの3つでデータをやり取りしながら保存しているので、今後データ復元ソフトの力を借りる必要に駆られることは十分に考えられる。

そんなとき、フリーソフトでは限界があるので、有償ソフトウェアを持っていると復元の可能性が高まって安心と言える。

ちなみに、この「EaseUS Data Recovery Wizard」、Amazonで買うと9600円ほどするらしい。

EaseUS Data Recovery Wizard Professional [ダウンロード]

EaseUS Data Recovery Wizard Professional [ダウンロード]

 

 ちょっと高すぎやしないだろうか。

HDDが丸々破損したとか、絶対になくてはならないファイルを完全に削除してしまったとか、そのレベルの事故が起きない限り、なかなか手が出せない金額だと思う。

ただ、無料体験版でも500MBまでは復元することができて、さらにこのソフトをSNSでシェアすることで、最大2GBまで復元することができるらしい。

2GBも復元できれば大抵の事故はカバーできそうなものなので、やはりよほどの大事故が起こったときの頼みの綱として購入するのがよさそうだ。

データ復元ソフト「EaseUS Data Recovery Wizard」を実際に使ってみた

というわけで、「EaseUS Data Recovery Wizard」の有料版のライセンス(9600円相当)を無料で提供していただけたので、その実力を測るために、実際に使ってみた。

しかし、今のところファイル破損やデータの削除などで困ってはいないし、ただ適当なファイルを削除してみてソフトを使って復元できました、なんて記事を書いてもおもしろくないので、ちょっと意地悪な実験をしてみた。

僕がいつも趣味の撮影に使っている愛機D5300で写真を保存するために使っている、トランセンドのSDカード(32GB)から、どれだけの画像を復元できるか試してみようというものである。

かれこれ2年半ほど使っているSDカードなのだが、僕は撮影に行くたびにこのSDカードから画像をパソコンに移し、SDカードの中身を完全に削除して、空になった状態で次の撮影でまた画像を保存して……というのを繰り返している。

つまり、このSDカードは、相当な回数の保存・削除・上書きの流れを経験していることになる。

一般的に、大事なデータを削除してしまったときの復元の可能性は、削除してから復元するまでの時間が早ければ早いほど高まるとされる。

逆に、削除してから時間が経っていると、削除してしまったファイルが保存されていた領域に別のファイルが上書きされてしまって、完全に復元不能になってしまったりする。

もしも、「EaseUS Data Recovery Wizard」が、数えきれないほどの削除と上書きを繰り返してきた僕のSDカードから、完璧に過去の画像データを復元することができたとしたら、9600円という価格は安すぎるぐらいだ。

そんなわけで、さっそく「EaseUS Data Recovery Wizard」の実力を試してみる。

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「EaseUS Data Recovery Wizard」を立ち上げてみた画面はこんな感じ。

スキャンを行う場所を選択するだけの非常にシンプルな構成。

ここで、外部ドライブとして表示されているローカルディスクEが、僕のSDカードである。

なので、ここではスキャンするディスクとしてローカルディスクEを選択する。

 

 

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するとこんな感じで、すぐにスキャンが始まる。

この「EaseUS Data Recovery Wizard」の優れた点としてまず挙げられるのは、「削除されたファイルを優先的にスキャンして復元できる状態にしてくれる」ところだろう。

 画像で赤い四角で囲んだのがその部分で、「EaseUS Data Recovery Wizard」では、最初に削除されたファイルを復元可能な状態にした上で、それ以外の全ての領域のスキャンを始めるようになっている。

そのため、削除してしまったファイルを復元するだけであれば、長時間のスキャンを待たずとも、すぐに復元が可能というわけである。

ファイルを削除してしまった後で上書きしてしまったり、削除ではなく破損してしまった場合などは、ディスク全域をスキャンし終わるまで待つことになる。

僕の32GBのSDカードの場合は、スキャンし終わるまでの時間は大体10分強ぐらいだったかなと思う。ちゃんと測ってないけど。

 

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で、肝心の、どこまで復元できたのかという実験結果だが、

結論から言うと、「上書きされたファイルの大部分は復元できなかった」。

画像の四角で囲んだ部分を見てもらえばわかるように、2017年4月1日の次に、2018年2月19日のファイルが来ており、その間の10ヶ月間のファイルは完全に消えてしまっている。

どこかのフォルダに残っていないかいろいろ探してみたのだが、やはりスキャン結果にはこの10ヶ月間のファイルは残っておらず、上書きを繰り返したSDカードでは削除したファイルの復元には限界があることがわかった。

とはいえ、そもそも上書きを散々繰り返したSDカードから復元をしようとしている時点で無理のある話で、「EaseUS Data Recovery Wizard」の質が悪いというよりも、元から実現不能な実験だったということはフォローしておきたい。

むしろ、2017年4月のファイルが復元できただけでもすごいことだと僕は思う。

「EaseUS Data Recovery Wizard」の良いところ、悪いところ

というわけで、「EaseUS Data Recovery Wizard」を使って意地悪な実験をしてみたところ、やっぱり復元はできなかったわけだが、一応、このソフトを使ってみた感想として、良いところと悪いところを述べておきたい。

「EaseUS Data Recovery Wizard」の良いところ

  1. UIがシンプルでわかりやすい
  2. 削除されたファイルを優先的にスキャンしてくれるので時間的ストレスがない
  3. 1年以上前に削除されたファイルも復元できる

「EaseUS Data Recovery Wizard」の良いところとしては、この3つだろうか。

まず、1つ目のUIがシンプルでわかりやすいというのは、基本的なことではあるものの大事なことで、マニュアルなどを読まなくても直感的に操作できて復元作業ができるというのはやはりいいことだと思った。

2の時間的ストレスがないというのは上述の通りで、データ復元ソフトというと大抵の場合長時間のスキャンが完了するのを待たないと復元ができず、たった1個のファイルを復元するためだけに何十分も待たされる、なんてイメージがあるので、そこを解消してくれているのはかなりの好ポイント。

最後に3つ目が、1年以上前に削除されている上に、何度も上書きされているはずのファイルが復元できた性能の高さ。

たまたま上書きを免れていただけかもしれないが、1年以上前のファイルでも復元ができるというのは、データ復元ソフトの性能を測る基準としてはなかなか評価できるところなんじゃないだろうか。

「EaseUS Data Recovery Wizard」の悪いところ

  1. 削除された後上書きされてしまっているファイルは復元できない
  2. 価格が高い

悪いところとしては、まあ取り立てて言うことも特にないのだが、強いて言えば、

削除された後何度も上書きされてしまっているファイルは復元できないところ。

これは「EaseUS Data Recovery Wizard」に限った話ではなく、データ復元ソフトというもの自体の限界のようなものではあると思うので、「EaseUS Data Recovery Wizard」の悪いところとするのはどうかとも思うのだが、「有償ソフトならなんとかしてくれるかも」という期待を裏切られたがっかり感はあったので、一応悪いところとして挙げておく。

そして2つ目の悪いところは、価格の高さ。

データ復元ソフトというめったに出番のないものに対して9600円という価格はなかなか手の出せるものではなく、大枚叩いて買っても上述のようにファイルが復元できない場合もあることを考えると、やはり少し高すぎるなという印象。

データ復元ソフトの相場感がわからないので、相対的に高いのか安いのかはわからないが、もう少し手の出しやすい価格になるといいのになあ、とは思った。

まとめ

「EaseUS Data Recovery Wizard」を使ってみた感想をまとめてみた。

今回は少し意地悪な実験をしたのでダメなところが前面に出るような結果になってしまったが、ソフト自体は非常に使いやすくて高性能だと思うし、価格が高い以外は特に文句をつけるところもないかなという印象。

価格が高いというところも、無料体験版で2GBまで復元可能というかなりの大盤振る舞いによって補われている感はあるので、総合的にはいい製品だと思う。

この記事はイーザスからレビュー記事執筆の依頼を受けて書いているので、その辺を割り引いた上で考えてほしいのだが、もしデータの誤った削除や破損といった事故を起こしてしまった際は、「EaseUS Data Recovery Wizard」の無料体験版を使ってみることをオススメしたい。

削除してしまってから上書きしていなければ、たぶん復元してくれるはず。

HDDの中身が丸々消えてしまったなどという場合は、ライセンスを買って祈ろう。

というわけで、今回はここまで。

 

「荷物持ちでも構わない」では、記事の執筆の依頼は随時受け付けているので、これを見た企業の広報担当者様は、ぜひ依頼を送ってきてほしい。

執筆依頼に対するこのブログのスタンスは以下の記事に詳しく書いてあるのでこちらの記事も合わせてどうぞ。

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