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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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大人の発達障害(ASD/ADHD)が発覚した人がこれからやるべきことリスト

昨日の記事で、精神障害者保健福祉手帳の申請をしたという話をしたので、今回は、いわゆる「大人の発達障害」が発覚した人が、これからやるべきことをまとめて解説してみる。

大人の発達障害」とは、成人してから自分が発達障害(自閉症スペクトラム・ASD/注意欠陥多動性障害・ADHD)であると精神科で診断されて初めて気づくことで、

発達障害そのものの自覚はなく、発達障害が原因で起こる二次障害(うつ病・躁鬱・適応障害・睡眠障害など)のために精神科や心療内科にかかったときに発覚することが多い。

僕もそのパターンで、自分がうつ病かもしれないと考えて精神科にかかったら、自閉症スペクトラムとADHDと診断されて初めて自分が発達障害者であることを知った。

「大人の発達障害」は、上述の通り、診断を受けるまで発達障害の自覚がない場合が多く、誰に頼ればいいのか、職場ではどうすればいいのか、これから何をすべきなのか、といった具合に軽いパニックになってしまいやすい。

というわけで、21歳で発達障害の診断を受けてから9ヶ月ほど経った僕の経験に基づいて、「大人の発達障害」が発覚した人がこれからやるべきことをまとめていくので、同じような境遇の人は参考にしてほしい。

「大人の発達障害」が発覚したら、まずは医者の言うことを聞く

「大人の発達障害」が発覚した人がまず最初にやるべきことは、とりあえず精神科医の言うことを聞くこと。

発達障害は先天的なもので、一生付き合っていかなければならないものなので、精神科医の言うことをよく聞いて、自分が持っている発達障害についてよく理解することが大切。

発達障害というと大抵の場合は自閉症スペクトラム(ASD)と注意欠陥多動性障害(ADHD)の2つを持っていて、人によってどちらかが強かったり弱かったり特徴があるので、自分がどういうタイプの発達障害者なのかを把握しておこう。

もしも精神科にかかった理由が二次障害であるのなら、二次障害の治療のためにも、自分がどういう障害を持っているのかを理解することは大切。

ただ、発達障害やその他の精神病の診断は、何か器具や数値で明確な検査があるわけではなく、問診によって決まるものが大半なので、それが信用できないという人は、セカンドオピニオンを聞きに他の病院に行ってみるのもいいと思う。

大人の発達障害の場合、それまで発達障害があっても支障なく生活できていた程度の経度の障害だったということでもあるので、むやみに薬を飲まなくても大丈夫ということもあり得る。

これから通院を続けるにせよ今まで通りの生活を続けるにせよ、きちんと精神科医の話を聞いて、自分が納得できる道を選ぼう。

「大人の発達障害」について書かれた本を読んでみる

精神科医の診断を受けて、セカンドオピニオンも聞いたとしても、それでも自分が発達障害であることがよくわからない、納得できないという場合は、本を読んでみるというのも一つの方法だと思う。

僕のオススメは以下の2冊。

 どちらも高い本ではないし、売れている本なので、2冊とも読めば大概のことは理解できるんじゃないだろうか。

『発達障害の僕が「食える人」に変わったすごい仕事術』の方は、専門家ではなく実際に発達障害を持っていて薬を飲みながら生活している人の実体験に基づいて書かれた本なので、共感できる部分も多く納得がいきやすいと思う。

発達障害の治療を始めたら、自分の判断で薬をやめるのは絶対にダメ!!

大人の発達障害が発覚して、いざ薬を飲んで治療を始めたら、自分の判断で薬をやめるのは絶対にやってはいけない。

これは僕の実体験に基づく話だが、通院を始めてから2ヶ月ほど経った頃に、それまで3週間おきに通院して毎日薬を飲んでいたのを、通院がめんどくさくなって1ヶ月半ほど通院をサボったことがあった。

毎日朝晩2回、ADHDの症状を抑える薬と、二次障害として発症していたうつ病の治療のための抗うつ剤を飲んでいたのだが、通院をサボっていたので当然この期間は薬なしで生活していた。

結果、それはそれはひどい目に遭った。

何がひどいかって、もう全身すべての体調が悪いのである。

頭はぼーっとするし、身体は重いし、手は震えるし、食欲はないし、胃はもたれるし、といった具合で、完全に「離脱症状」と呼ばれるものが出ていた。

離脱症状とは、精神病の治療のための薬を突然やめた時に出る症状のことで、本来は計画的に減薬していくことで離脱症状を出さずに薬をやめていくのが正しい治療法なのだが、僕は自己判断で勝手に薬をやめたせいでとんでもない目に遭った。

大人の発達障害が発覚したなら、治療をするならする、しないならしない、と決めておかないと、途中で薬をやめると離脱症状に苦しむことになるので、自己判断で薬をやめることは絶対にしてはいけない。

精神科の医療費が1割負担になる「自立支援医療制度」の申請をしよう

大人の発達障害が発覚して、きちんと通院して治療をすることにした場合、毎回の診察と薬代で結構なお金がかかる。

発達障害(自閉症スペクトラム・ASD/注意欠陥多動性障害・ADHD)と、二次障害のうつ病の治療をしている僕は、3週間おきの通院で毎回1万円ほどの医療費がかかっていた。

僕の場合は特に、ADHDの薬の効き目が悪くて限度いっぱいまで量を増やしているのでそのせいで高くついているのだと思うのだが、バカにならないほどの金額が飛んでいくので、結構な負担になる。

そこで、医療費の一部を公費で負担してもらうことで、自己負担額を1割にしてもらえる「自立支援医療制度」というのが各自治体で用意されている。

申請するには、かかりつけ医に診断書を書いてもらって、あとは自治体の保健所で書類を書けばいい。

自立支援医療制度が使えるのは病院・薬局ともに自分が指定する1か所のみで、定期的な更新が必要だったり、公費負担の限度額が毎月定められていたりと、一定の制限はあるが、単純に自己負担額が3分の1になるので、金銭的な負担はぐっと軽くなる。

診断書を書いてもらうのに数千円ほど(病院によって違う)取られるが、申請自体は簡単だし、申請した日からすぐに利用できる制度なので、これから通院を続けていくつもりなら確実に申請すべき。

初診日から6ヶ月が経過したら精神障害者保健福祉手帳の申請をしよう

初診日から6ヶ月が経過すると、精神障害者保健福祉手帳の申請ができるようになる。

いわゆる障害者手帳というやつだ。

精神障害者保健福祉手帳については、詳しくは以下の記事で書いているのでこちらを参照してほしい。

www.messyer813.com

手帳を持っていると、階級にもよるがいろいろなメリットがあるので、手帳を持つことに抵抗がなければ申請しておいた方が得だと僕は思う。

別途診断書を書いてもらう必要があるのでまたお金がかかるが、特に都内であれば都営線が乗り放題という絶大なメリットがあるので、診断書の料金は十分回収できるはず。

申請をするもしないも、手帳を使うも使わないも個人の自由なので、使いたい人は申請した方がいい。

まとめ

「大人の発達障害」が発覚した人がこれからするべきことについてまとめてみた。

最初はパニックになることもあるかもしれないが、今まで発達障害を持っていながら気づかずに生活できていたぐらいなのだから、大したことはないというポジティブな考えを持ってもいいと思う。

治療をするなら、ちゃんと自分の持っている発達障害についてよく理解して、評判のいい精神科を選んで通院するように。

自立支援医療制度や精神障害者保健福祉手帳は、発達障害者に与えられた当然の権利なので、引け目を感じることなくどんどん利用していこう。

この記事が、大人の発達障害者にとって少しでも役に立つものになりますように。