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文系大学4年生からデータサイエンティストを目指して頑張りつつ、書きたいことを書きたいときに書きたいだけ書く、ルール無用雑記ブログ。

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文系プログラマーをアピールする人は理系にコンプレックスがある?

文系出身でプログラマーになって失敗した人のnoteが今ツイッターで話題になっている。

note.mu

プログラマーを目指しているわけではないが、僕も文系出身でプログラミングの勉強をしている身分なので、ツイッターで流れてきたのを見て全部読んだ。

一番印象的だったのは「精神疾患の病名がつくと生命保険には入れない」という一文で、僕はその事実をこのnoteで初めて知ったので愕然としたのだが、それは本質とはズレるので置いておく。

で、noteの序盤でも触れられているが、プログラマーとして働くにあたって、文系出身であることをアピールすることにはデメリットしかないし、僕のように文系でも分野によっては普通にプログラムを書く。

それでも、文系出身であることをアピールするプログラマー・エンジニアは多くいる。

このブログも、「文系大学4年生からデータサイエンティストを目指す」と銘打っているので、僕も似たようなものだと思う。

今回はそんな「文系プログラマー」についての話。

「文系プログラマー」をアピールする人は理系コンプレックスがあるのではないか

思うに、文系出身であることをアピールするプログラマーは、意識しているかどうかは別として、理系にコンプレックスを抱えている人なんじゃないかと思う。

というのも、僕自身が理系にコンプレックスを抱えている人間だからだ。

僕の専攻はマーケティング・サイエンスと呼ばれる領域で、統計学を駆使してデータという武器を使ってマーケティング課題を解決していこうとする分野である。

マーケティング専攻というのは大きく分けて2種類あって、1つは僕のようなマーケティング・サイエンスの分野で、もう1つはマーケティングの歴史や理論を学ぶ、どちらかというと経営学専攻に近い分野である。

マーケティング・サイエンスは、統計学を基本とするので当然ながら最低限の数学の知識(確率論、微積分、線形代数学等)は必要だし、データ分析を行うにあたってエクセルでは足りないので、多くの場合、RかPythonを使ってプログラムを書いてデータ分析を行う。(大学によってはGUIツールのSPSS等を使う場合もある)

だから、マーケティング・サイエンス専攻の人間は、社会科学の一分野なので、文系か理系かと言われたら文系なのだが、やっていることはほとんど理系と変わらない。

やっていることは理系と変わらないのに、文系というラベルを貼られたまま学生時代を過ごすことになる。

ここに自分の意識と他人からの目のギャップが生まれる。

マーケティング・サイエンスに限らず、心理学や計量経済学や金融工学を専攻している人も似たような立場にあると思う。

「クソ私文」という言葉はよく聞くが、「クソ理系」という言葉は無い。

やっていることはほとんど変わらないのに、文系というだけで貶められる……というのが、この辺の分野の人たちのあるあるじゃないだろうか。

そんなイメージと実際のギャップや、ある種の自虐めいたものが集約されたのが、「文系プログラマー」というアピールなんじゃないかと思う。

文系出身なのにプログラマーやってるんだぜ、すごいだろ」とか、

文系出身なのでプログラミングの知識はあまりありません」とか、

「文系プログラマー」を名乗る意図は人それぞれ異なるだろうが、その根底には、アピールによって発生する損得勘定ではなく、理系に対するコンプレックスがある気がしてならない。

プログラマーを目指す文系が背負うビハインド

かくいう僕も、プログラマーとは違うけれども、文系出身でプログラミングを扱う職種を目指している最中である。

マーケティング・サイエンス専攻ということで、プログラミング言語の(厳密には違うらしいが)Rを2年間にわたって学んできた。

だから、文学科や史学科といったド文系の人たちよりはだいぶプログラミングに対しても親しみがあるが、Rはあくまでゼミの活動で使っていただけで授業で教わったわけではないので、プログラミングの授業がある理系の人たちとはだいぶ知識レベルに差がある。

今でこそRだけでなくPythonも基礎レベルは理解できるようになってきたが、それもそこそこの努力あってこそである。

やはり文系からプログラマーを目指すのは、理系と比べると大幅なビハインドがあるのは間違いないと思う。

僕の場合、プログラミングだけでなくデータサイエンスの知識も必要になるので、これから勉強しなきゃいけないことが山積みだ。

いわゆる「文系プログラマー」の人たちは、この大幅なビハインドを乗り越えてプログラマーという職業に就いているということになるので、文系出身をアピールしたくなる気持ちもわかる。

もちろん理系であってもプログラミングを覚えるまでにはそれなりの努力をしてきているのだろうから、文系プログラマーが特別な存在というわけではないが、アピールしたくなるだけの事情はある……と、思う。

まとめ

なんだか着地点がはっきりしないふわふわした記事になってしまった。

結局僕が言いたいのは、「文系プログラマー」をアピールする人にもそれなりの事情があるので、あまり白い目で見ずに許してねということである。

とはいえ文系出身だからと言ってスキルがなくても許してもらえるわけではないので、それはそれとして、今後もRやPythonの勉強に励もうと思う。

ゆくゆくはSQLやVBAにも手を出していきたいところ。

というわけで、今回はこの辺で。